【2021】美しい花に癒されたい! 京都のツツジの名所7選

<海の京都>天橋立と朱色の鳥居、ミツバツツジの競演

獅子崎稲荷神社(天橋立雪舟観展望休憩所)@宮津市

※例年の見ごろ:4月中旬

天橋立は見る方向により、その眺望に呼び名が付いていますが、室町時代の水墨画家・雪舟が描いた国宝『天橋立図』(京都国立博物館藏)によく似た景色が眺められることから「雪舟観」と呼ばれているスポットがあります。

この素晴らしい景色が眺められるのは獅子崎稲荷神社の鳥居を抜けた先にある天橋立雪舟観展望休憩所。朱色が美しい鳥居周辺には約1,000本のミツバツツジが群生し、濃いピンク色のツツジと天橋立、両方の壮大な景色を楽しむことができます。

■■INFORMATION■■
獅子崎稲荷神社(天橋立雪舟観展望休憩所)
京都府宮津市獅子崎
0772-22-8030(天橋立駅観光案内所)
参拝時間:境内自由
休み:無休
アクセス:京都縦貫自動車道宮津天橋立I.C.から車で約10分


<森の京都>渓流ハイキングとともに楽しむヤマツツジ

京都府立るり渓自然公園@南丹市園部町

※例年の見ごろ:4月下旬~5月上旬

「瑠璃のように美しい」ということから「るり(瑠璃)渓」と名付けられた、るり渓自然公園。この美しい渓谷があるのは京都府南丹市園部町の南西部、標高500mの高原です。

約4kmにおよぶ流谷沿いの散策道を歩きながら、「るり渓12勝」と呼ばれる滝や岩を眺めたり季節折々の風景や草花を楽しむことができます。

4月下旬ごろにはヤマツツジやミツバツツジが渓谷一帯を薄紫色や紅紫色に染め、まるで水彩画の世界のよう。特に最上流にある通天湖周辺は見ごたえがあります。

■■INFORMATION■■
京都府立るり渓自然公園
京都府南丹市園部町大河内
0771-68-0050(南丹市観光交流室)
営業時間:各施設により異なる
料金:無料(一部有料施設あり)
休み:無休
アクセス:JR園部駅から京阪京都交通バス「八田」下車、ぐるりんバス「るり渓橋」または「るり渓」下車

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