お米と水から作られる、日本伝統の醸造酒「日本酒」。別名「和酒」とも呼ばれ、日本好きの方を中心に世界的にも人気を高めているお酒です。
日本各地に多くの酒造があり、名高い銘柄も多い日本酒ですが、なかでも人気の高いものはどれなのでしょうか。
この度、リサーチマガジンのボイスノートが、「お気に入りの日本酒」についてアンケート調査を実施。945人から回答が寄せられたなかで、最も人気となった日本酒のトップ3をご紹介します。
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※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
第3位「久保田」
第3位には、新潟県の豊かな自然の中で製造されている「久保田」がランクイン。
1830年創業の老舗「朝日酒造株式会社」により手掛けられています。同社が酒造りを開始した当初の屋号「久保田屋」から名付けられた、新潟を代表する名酒のひとつです。
味わいは淡麗・辛口のスッキリとした飲み口でありながらコクもあり、口当たりは柔らかく、ほのかな甘みとフルーティーさも感じられるのが人気の秘密。
「酒造りは、米づくりから」という考えのもと、こだわり尽くした原材料を取りそろえているのも特徴です。
なんと、「有限会社あさひ農研」を設立し、地域の契約栽培農家と連携し、品質の向上だけでなく新たな品種の栽培や研究も行っているほど。酒造りのために原材料の生産から携わり、妥協のない品質を追求し続けています。
回答者のコメント
「スッキリしていて飲みやすい」「程よい辛さも心地いい」「キリっとした味と芳醇な香りのバランスが良い」「味わいや香りが非常に気に入っている」「甘くて飲みやすい」「新潟のお酒で、澄んだ透明感のあるイメージがいい」「コストパフォーマンスがいい」「美味しい、の一点です」
美味しさからコスパの面まで、とてもバランスの良い日本酒だと絶賛の声が集まりました。
第2位「八海山」
続いて、第2位にランクインしたのは、こちらも新潟県の「八海山」でした。1922年に創業された老舗「八海醸造株式会社」により手掛けられている、新潟県屈指の人気を誇る日本酒です。
八海醸造株式会社が製造する日本酒のポイントは、全てが吟醸造りというところ。名峰「八海山」の澄んだ湧き水と、酒造好適米の新潟県産「五百万石」を、類稀な技術によりじっくりと日本酒へと変身させています。
飲み口はスッキリとした淡麗辛口。さまざまな料理との相性も良く、ワンランク上の食事を演出してくれます。口当たりも柔らかく、香りも絶品。恵まれた原材料の品質が浮かび、飲む手が止まらなくなってしまう美味しさです。
回答者のコメント
「口当たりが良く、胃に染み渡る旨さを感じる」「新潟のお酒ですっきりした飲み口が良い」「CMで名前を知っており、初めて日本酒を飲もうと思った時に注文したものでした。初めてでも飲みやすく、くっと喉の奥に感じる香りも良くて気に入っています」
なかには日本酒デビューに選んだという方もいるほどでした。
第1位「獺祭」
そして堂々の第1位にランクインしたのは「日本酒のファンを倍増させた」といわれるほど、日本酒ヒストリーにおいて革新的な存在の「獺祭」でした。
1948年に山口県で創業され、獺祭のみを製造している「旭酒造株式会社」による渾身の日本酒です。
原材料に、酒米のなかでも王者といわれる「山田錦」のみを使用した純米大吟醸を作り続け、世界的な人気を獲得。
徹底した分析や管理に研究を重ね、杜氏を置かずに1年中の生産を実現し、その上で卸問屋を通さず正規取扱店のみに卸す販売手法を守り続けています。
飲み口はフルーティーで、華やかな香りも魅力のひとつ。「酔うため、売るための酒ではなく、味わう酒を求めて。」という同社の方針が心身に染み渡るような旨みを感じることができる、究極の日本酒です。
回答者のコメント
「クセがなく香りが良く飲みやすい」「フルーティーで飲みやすい」「味わいがあり、食事ともあう」「お米の華やかな味わいが好き」「高級感があって、とても美味しい」
このように、お米そのものが持つ多面的な味わいの魅力を引き出した獺祭への賛美が集中。日本に生まれたからには、1度は味わうべき日本酒といえそうです。
それぞれの酒造が想いを賭けて作り続ける、日本伝統のお酒「日本酒」。
日常から特別なひとときまで、食事をさらに引き立ててくれるお供として、日本酒を堪能するひとときを満喫してみてはいかがでしょうか。
- source:PR TIMES
- image by:kuremo/Shutterstock.com
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