伝えていきたい歴史がある。熊本県の絶景「世界遺産&観光スポット」

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九州の中心に位置し、阿蘇山を中心とした大自然に恵まれている熊本県。熊本城をはじめ、多くの観光名所があるなか、実は何カ所もの「世界遺産」があることはご存じでしょうか。

明治時代の日本産業を支えた「万田坑」「三角西港」、キリシタンの文化を繋いだ「天草の崎津集落」など、熊本の世界遺産と周辺の魅力あふれるスポットについてご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

日本近代化を担った歴史的探鉱や弾圧の過去が眠る教会まで、重厚な世界遺産の数々

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徳川幕府による鎖国政策を脱し、西洋諸国から最先端の技術を導入した明治時代の産業革命。日本が一気に近代化したこの期間に要となったのが、製鉄業、製鋼業、石炭業、造船業でした。

ハイスピードで進んだ産業化の名残りをそこかしこに感じられることから、2015年に「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録されたのが、全国8県11市に渡り現存する名所たち。

構成する23の資産群は特に九州地方に多く、1850年代の幕末期から1910年の明治末期までに誕生したもののうち、なんと現在も8カ所が現役という、驚異の世界遺産です。

そんな世界遺産のうち、熊本県・荒尾市にあるのが「万田坑」。明治から昭和中期に多くの上質な石炭を生産し、日本近代化の一翼を担った坑口です。

1997年に閉山となるまで炭鉱の仕事を支え、いまも施設の至るところがしっかりと保存されています。

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万田坑へ足を運んだら、ぜひ見たいのが「荒尾干潟」。南北約9.1kmに渡って広がる湿地帯で、多様な生き物たちが訪れるスポットです。

干潟としては国内最大規模で、水面に反射する夕日がパノラマに広がり、見惚れてしまう絶景となります。


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思いっきり遊びたいという人は、日本屈指の迫力アトラクションがそろう「グリーンランド」へ。

80個にものぼるアトラクションの数々は、高さ105mの大観覧車や日本トップクラスの長さを誇るローラーコースターなど、スリル満点の世界を遊び尽くすことができます。

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おなかがすいたら、地域特産の「南関そうめん」を。約300年の歴史を誇り、茹でてもシコシコとしたコシの強さが残る逸品です。

かの徳川将軍や明治天皇も献上されたという伝統の舌触りで、歴史に思いを馳せる食事タイムを過ごすことができます。

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お土産にチェックしたいのが、およそ400年という長い歴史を持つ「小代焼」です。

手にしっくりと馴染む味わい深さと、釉薬を流し掛ける手法による美麗な色や模様はどんな料理にもぴったり。毎日愛用したくなる一皿が見つかります。

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