まだまだあった!京都で見つけたおもしろ&変わり種自販機~Part2~

明智光秀がしゃべる⁉あったかい焼き芋に冷凍ぎょうざ?京都の老舗の名物パン…⁉これらは、最近スタッフが気になっている自販機です。

前回、京都府下で見つけたおもしろ&変わり種自販機の特集を行いまして、あれから約3年……新たなユニークな自販機がいろいろ出てきましたので、面白い&珍しい自販機の第2弾をやっちゃいます!!

何度も押したくなる明智光秀ボイス

福知山限定 明智光秀が話す自動販売機@福知山市

天正7(1579)年ごろに明智光秀が築いた福知山城は、昭和61(1986)年に再建され、福知山のランドマーク的存在になっています。そんな福知山城に2019年6月、本丸広場に現れたのが「福知山限定 明智光秀が話す自動販売機」です。

雄々しいイラストは、人気イラストレーター・諏訪原寛幸さんによるもの。そしてこの自販機は素敵なラッピングだけではありません。そう、藤森神社同様に、しゃべるのです。

主なフレーズはこちら

  • お金を入れたとき…「ときは今!明智光秀、ここに見参!」
  • 商品ボタンを押したとき…「敵は本能寺にあり!」
  • 商品が出てくるとき…「どっこいせ~どっこいせ。いがいと!福知山良いところであろう?」

敵は本能寺にあり!なんて叫びながらドリンクを選んだあとに「どっこいせ~」(※福知山音頭)が流れるシュールさに思わず笑みがこぼれますね。

ちなみに、このフレーズのほかにも時間限定フレーズや隠しフレーズもありますよ。隠しフレーズは主にお金が足りないときに出るのですが、福知山城の自販機では「のぶながぁぁぁぁ!!」という絶叫が。

金額不足でこんなにも叫ぶとは、光秀の情緒がちょっと心配ですね……。主君を焼き払うほどでしたから、本能寺の変当時もこうやって叫んでいたのかもしれません。

また、この自販機は現在市内の7カ所に設置されています。設置場所は、福知山城本丸広場、観光案内所、福島文進堂、御霊公園、三段池公園(円形広場)、足立音衛門(明智藪の付近)、福知山シネマ(広小路通り)です。


場所によって隠しフレーズが違うので、ぜひ明智光秀自販機めぐりをしてみてください。

■■INFORMATION■■
場所:福知山城含む市内7カ所
購入できるもの:ドリンク
設置場所の詳細はこちらをチェック

京都初!支援にもつながる“あたたかい”焼き芋

焼き芋自販機@綾部市

綾部市の西町3丁目、グンゼタウンにあるコインランドリー「ぴーかん西町店」の前に、焼き芋の自販機を発見!

こちらは2020年6月に設置されたもの。500円を入れてぽちっと押すと……、缶の中に真空パックされた小ぶりな焼き芋が2本入った状態で出てきます。また、この自販機ではホクホクの温かい焼き芋と、冷たい焼き芋を選ぶことができますよ。

なぜ焼き芋の自販機を設置しているのか……。

それは遡ること19年前、2002年にこちらのコインランドリーの社長である小濱さんが、別の場所で1号店のコインランドリーを始めた際に自販機を設置したのが始まりです。

買取の自販機だったため、メーカーを問わず仕入れることができたので、おでんをはじめ、さまざまなラインアップにしたところ人気を博しました。

そこで2号店である「ぴーかん西町店」にも自販機を設置。ある日、「株式会社農福産業」という会社が焼き芋の自販機を運営していることを知り、早速設置したのだそう。

また、この自販機で得た収入の一部は障害のある人の支援金として使われます。焼き芋にしては少し割高感のあるお値段ですが、誰かの役に立てるならぜひこちらで購入したいですね。

さらに、今年から新たに「あごだし」と、綾部産のタケノコをオリーブオイル漬けにした「イタリアンメンマ」も販売。今後もユニークな商品を取り入れるとのことなので、どんなものが登場するか楽しみですね。

■■INFORMATION■■
場所:京都府綾部市西町 3丁目北大坪19
購入できるもの:焼き芋、あごだし、イタリアンメンマ

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