外国人が日本人に思わずイラッとしてしまう、日本語の「禁断フレーズ」

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慰問(いもん)/ベトナム語

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どこかに「慰問」へ訪れた経験がありますか?老人ホームを慰問したり、何かの施設に慰問したり。

慰問とは辞書によれば、

<見舞ってなぐさめること。>(岩波書店『広辞苑』より引用)

とあります。

戦中には「慰問袋」という袋も存在したらしく、娯楽品や日用品を中に入れて、出征した兵士を慰める袋のことをそう呼んだみたいですね。

なかなか「慰問」という言葉は使わないかもしれませんが、ベトナムで口にする場合は要注意です。名前が「井門(いもん)さん」という人も自己紹介では注意したいですね。

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ベトナム語で「イモン」を発音する際は、「イ」を強くいう感じです。意味をベトナム語・英語辞典で調べると「keep quiet」だとか「shut up」などと書いてあります。

なんとなく意味が分かる人も多いのではないでしょうか。簡単にいえば「黙れ」という感じですね。

例えばベトナム旅行中のメンバーに井門さんがいて、その井門さんが何かの関係で飛行機に乗り遅れそうになったとします。すでに搭乗は始まっていて、待っている友人たちは焦っています。

そこへ遠くから井門さんがスターバックスコーヒーを片手に走ってきます。恐らくコーヒーを買うために列で並んでいるうちに遅れてしまったわけです。

待っている友人たちが井門さんに向かって大声で「井門、井門、こっち!」と叫んだとします。その瞬間登場ロビーは静まり返ると思います。「Hey, shut up, shut up!」と叫んでいるわけですから。要注意です。

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