ここ数年、アクティビティとして人気が爆発している「キャンプ」。普段と違うシチュエーションで過ごす非日常の時間が醍醐味のひとつですが、キャンプで味わう料理も、格別なおいしさを感じますよね。
この度、アウトドアWEBメディアのCAMP HACKが、20〜60代のキャンプをする女性2,629名に「今夏トレンドのキャンプ料理」に関する調査を実施。キャンプでの料理を楽しむ女性たちから寄せられた、リアルな回答をチェックしてみましょう。
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※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
この夏は「そうめん」がトレンドを席巻!
「キャンプに行ったら料理を楽しみますか?」という質問では、9割を超える人が「はい」「どちらかというと、はい」に投票。キャンプにおけるメインの楽しみが、調理や食べることを含む「料理」全般であることがわかりました。
「今、よく作るキャンプ料理は何ですか?」という質問では、293名が選び「アヒージョ」が堂々の1位を獲得。
家ではオイルやガーリックなどの匂いで避けがちな料理も、屋外なら気にすることなく満喫可能。レシピも手軽な上、具材でさまざまにアレンジできる幅の広さも魅力です。
「失敗経験のある料理は?」という質問では、671名が「飯ごう」と回答し、ダントツの1位を獲得。4人に1人の女性が、飯ごうでご飯を炊くことに苦戦していることがわかりました。
どの料理とも相性が良く、特に「よく作るキャンプ料理」でも3位にランクインしている「カレー」などには必須のご飯。
「火加減を間違えて焦げた」「水の量を間違えた」など、ボタンひとつで炊き上がる炊飯器のようにはいかない難しさが待ち構えています。
「今夏やってみたいキャンプ料理は何ですか?」という質問では、「そうめんを使った料理(流しそうめん含む)」が373票を獲得し、圧倒的な1位を獲得。
持ち運びやすさや、茹で時間も短く手軽な点はもちろんのこと、「流しそうめん」になると一気にイベント化するところも人気のようです。
2位は138票で「ピザ」、3位は122票で「パエリア」がランクインしました。どの料理にも「子どもと一緒にすると楽しそうだから」という理由が寄せられており、流しそうめんと同様「ピザ作り」もアクティビティとして楽しめることが人気の秘訣となっています。
「メスティン」で作る、冷製トマトソースそうめん
【材料】1人分
- *そうめん(1束)
- *トマトジュース(スープ用300ml、氷用100ml)
- *白だし(大さじ1/2〜1)
- *ミニトマト(2〜3粒)
- *とろろ昆布(適量)
- *かいわれ大根(適量)
【レシピ】
- 製氷皿にトマトジュースを入れ、凍らしておく(キャンプの時はなくてもOK)
- ミニトマトは半分に切っておく。メスティンでそうめんを茹でたら、ザルなどにあけ流水で冷やす
- メスティンを洗って熱をとったら、トマトジュースと白だしを入れて混ぜ合わせる
- そうめんを入れ、凍らせたトマトジュースとミニトマトをまわりに浮かべる
- 中央にとろろ昆布とかいわれ大根をのせたら完成
【ワンポイントキャンプテクニック】
人気を伸ばしているキャンプグッズ「メスティン」。幅広い用途で役立つメスティンに、トレンドの「そうめん」をコラボレーションさせ、まさに流行最先端といえる一品です。
メスティンはアルミ製のため、高い熱の伝導率で料理がさらに時短に。大きさもちょうど1人分となっていることから、「ソロキャンプ」で何を作るか迷った時にもぴったりのレシピです。
ホットサンドクッカーをアレンジ使い!納豆と海苔の和風ピザ
【材料】1人分
- *餃子の皮(6〜9枚)
- *納豆(1パック)
- *味付け海苔(2枚)
- *ピザ用チーズ(30g)
- *マヨネーズ(大さじ1)
- *刻んだ小ネギ(適量)
- *輪切り唐辛子(適量)
- *しょうゆ(少々)
【レシピ】
- ホットサンドメーカーに油をぬり、餃子の皮を重ねつつ並べる
- 指で餃子の皮に水をつけつつ重ねると接着する
- 餃子の皮にマヨネーズとしょうゆをぬり、チーズ・納豆・刻みネギ・輪切り唐辛子などお好みの具材をのせる
- ホットサンドメーカーを閉じ、弱火で5分〜10分じっくり焼いたら完成。バーナーがあれば、表面を炙るとさらに美味になるのでおすすめ
【ワンポイントキャンプテクニック】
SNSでの料理動画などで多く見かけるようになり、キャンプ以外でも「おうち時間」の増加により自宅で使用する人が急増しているという「ホットサンドクッカー」。
代表的なキャンプクッカーのひとつで、パン以外にも多くの料理を作ることができます。「はさめる」ものであれば、ピザや餃子などさまざまな用途でレシピのアレンジが可能。仕上げに、こちらもトレンドとなっている「アウトドアスパイス」をふりかけて「味変」を楽しむのもおすすめです。
この夏も、ますます増えていきそうなキャンプ人口。アンケート結果やレシピを参考に、自然の中で満喫する料理の計画を立ててみてはいかがでしょうか。