夜のおもちゃの多さに笑える
次は台湾出身の女性から聞いたカルチャーショックです。日本人と付き合っていた彼女は、日本に来るたびにパートナーと宿泊していたとのこと。
途中からは慣れてしまったみたいですが、最初はホテルの部屋にある「おもちゃ」の多さに思わず笑ってしまったといいます。
確かにホテルの部屋では驚くくらい、見知らぬさまざまなアイテムが販売されていますよね。普段から道具を使わないタイプの人からすれば、何か博物館の展示を眺めているようで、また違った感慨が得られます。
特にまだ関係が微妙で、初めての夜を過ごそうとしているぎこちないふたりにとっては、あのグッズの数々がいい意味で背中を押すことになるかもしれません。
「さいは投げられた」みたいな感じで、ふたりで目にした以上は、いよいよ向かう先は決まっています。
場合によっては気まずさが助長されるだけかもしれませんが、あの露骨なビジュアルが精神的な迷いや退路を断ち切ってくれる感じがきっとするはず。
使っても使わなくても雰囲気に独特の深みを出してくれるおもちゃの数々。「オトナのホテル」には欠かせない存在といえそうですね。