生活習慣や好みが異なるように、国が違えば恋愛スタイルも違います。なかでも日本独特といっても過言ではないのが「告白」する文化です。
日本人は、どちらかが告白し、お互いの気持ちを確認しあってから恋人同士になるのがセオリーですが、一部を除き海外ではこの告白する文化がありません。そのため日本と比べると、明確な「こうなったら恋人同士」という定義がないのだそう。
初めて告白文化を知った外国人は、「わざわざ『付き合いましょう』や『別れましょう』と言葉で交わし合うなんて、契約みたいでびっくり」と戸惑うこともあるのだとか。
今回は、そんな各国の恋愛スタイルの違いを調査すべく、さまざまな国出身の外国人にインタビューを実施。恋愛の流れや、付き合って気づいた文化の違い、日本に関する素朴な疑問など、いろんな「恋愛事情」をたくさん伺いました。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
何回目のデートで「キス」してる?
まずは、恋人同士の第一歩「キス」の話題から。ぶっちゃけ何回目のデートでキスするのか、さまざまな意見を聞いてみました。
「1回目のデート」ですると答えた人は実に70%以上!日本と違い、チークキス(頬と頬をつける挨拶)やハグなど、近い距離で接することに慣れているためか、1回目のデートで自然にキスする人が多いみたいですね。
1回目のデートが一般的/ニュージーランド出身
「1回目のデートで普通にキスすると思います」(ニュージーランド出身)
スキンシップが多いからキスは普通/チェコ共和国出身
「チェコ人はスキンシップが多いので、ほとんどのカップルが初めてのデートでするんじゃないかな」(チェコ共和国出身)
ボディータッチが多いぶん、キスのハードルは低めの様子。まだ恋愛経験の少ない人からすると、手をつなぐことさえ緊張してしまいますが、慣れている人はスキンシップを簡単にこなしてしまうようですね。
その先まで進むこともある/アルゼンチン出身
さらに、キスだけでなく「その先まで進む」と回答したかたもいました。
「アルゼンチンのカップルは、1回目でキスはもちろん、最後までするのが普通という人たちもいますね」(アルゼンチン出身)
チャンスがあれば/フランス出身
「キスや寝ることはコミュニケーションのひとつ。チャンスがあれば付き合う前でもしちゃいます」(フランス出身)
ほかにも「お互い同意の上ならキス以上もアリ」と答えた方は、全体の2割ほど。もちろん人によって異なりますが、早いうちに距離を詰めていくケースもあるようですね。