出張時に一度は食べたい。地元民が愛する、オススメ「名古屋めし」ランキング

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日本各地にあふれる個性豊かなご当地グルメたち。なかでもバリエーションの豊富さで群を抜いている都市といえば、愛知県の名古屋市です。「名古屋めし」とも呼ばれ、愛されている名古屋では、いまどんなグルメが人気となっているのでしょうか。

この度、株式会社ビズヒッツ「名古屋めし」を食したことのある500人にアンケートを行い、その結果をまとめた「おすすめの名古屋グルメランキング」トップ10が発表されました。「出張時にはぜひ食べておきたい」と支持を集める逸品たちを、早速ご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

名古屋ならではの発展を見せたご当地グルメの数々!

第10位 スガキヤラーメン

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10位にランクインしたのは、名古屋の中心部・栄にて1946年に誕生した「スガキヤラーメン」。中部地方から近畿地方を中心にチェーン展開され、その知名度は全国区。名古屋グルメを代表する存在として人気を獲得しています。

「甘味の店」としてスタートするも、人気を伸ばしたラーメンが主力メニューに。

とはいえ、現在もソフトクリームかき氷などの甘味メニューがしっかりと残されていることや、子どもの好きなメニューも充実しているため、ファミリー層から絶大な人気を獲得しています。

いまやすべてのインスタントラーメンで使用されている粉末スープを初めて開発したのもスガキヤであり、現在では自宅で手軽にスガキヤの味を満喫できるインスタントやチルド、袋ラーメンなども豊富に展開中。コロナ禍の「おうち時間」でも大いに活躍を果たしました。

コメントでは「関東などにはないチェーン店。ぜひ食べてみてほしい(30代男性)」「客先に行く前や帰りの新幹線までのちょっとした時間にサクッと食べられます(50代男性)」と、忙しいなかでもご当地を感じたい出張時にもぴったりとの声が寄せられています。

第8位 天むす

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同率で8位にランクインしたのは、海老の天ぷらをおにぎりに閉じ込めた「天むす」でした。1950年代に三重県で生まれたものが発祥とされていますが、いまでは「名古屋めし」のひとつとして欠かせないものとなっています。

海老の天ぷらを具材としておにぎりを作るだけと至ってシンプルながら、海老天が見えるものやごはんにすべて包み込まれているもの、炊き込みご飯が使われているものや衣の微妙な変化など、お店ごとに少しずつ異なる個性も魅力。


ひと口サイズで小さめに作られているものがほとんどのため、食べやすさも抜群。仕事の忙しいときや移動中など、小腹が空いたときにおやつ感覚で食べるのにもぴったりな手軽さが、長く愛されてきた秘訣といえそうです。

コメントでは「シンプルで美味しくほかの名古屋めしより食べやすい(30代男性)」「時間がないなかでパッと買って新幹線の車内でも食べられる(40代女性)」「疲れた体に脂っこい天ぷらとおむすびが調和し、とても幸せ(50代男性)」と、おいしさと手軽さのバランスに絶賛が集まっています。

第8位 小倉トースト

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「天むす」と同率で8位にランクインしたのは、突出した名古屋の喫茶店文化において欠かせない存在の「小倉トースト」。その名の通り、トーストに小倉あんをたっぷりと乗せたボリューミーな一品です。

1920年代に栄の喫茶店で作られたのものが発祥とされ、愛知県内でジワジワと人気が拡大。特に、朝食時間帯の「モーニング」として重宝され、現在では国内のさまざまな場所で見かける喫茶店の定番メニューへと進化しています。

ほど良い甘さと、小倉あん&トーストの組み合わせは食べ応えも極上。トーストにバターをたっぷりと塗ったものや、生クリームなどトッピングが別添えされているものなど、それぞれの喫茶店による違いを楽しんでみるのもおすすめです。

コメントでは「モーニングで食べる小倉トーストは絶品(20代女性)」「朝から元気にスタートできます(40代男性)」「喫茶店で注文でき、観光できなくても旅行気分が味わえる(40代女性)」と、名古屋の朝を飾るメニューとして外せない存在との声が集まりました。

第7位 台湾ラーメン

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名古屋市の台湾料理店「味仙」でまかない料理として生まれた「台湾ラーメン」が7位にランクイン。ひき肉と野菜にニンニクをたっぷりと加えて炒め、辛く仕上げた餡をラーメンに乗せた刺激的な一品です。

店主の故郷である台湾の「担仔麺(タンツーメン)」を再現しようとしたのが誕生のきっかけということから、現在の名前となった台湾ラーメン。名古屋人が好む辛味を大幅にアップしたことで、激辛でありながらもファンが増加していきました。

鶏ガラをベースにした旨味たっぷりのラーメンスープは、トッピングの激辛そぼろ肉と相性の良い醤油系が中心。お店によっては味噌とんこつなどの台湾ラーメンに出会うこともできますよ。

コメントでは「味仙のスープは辛さだけでなくうまみたっぷり。つるつるした麺も相性抜群(20代男性)」「一人でも入りやすく、飲みながら食べられお財布にも優しい(40代女性)」「名古屋駅にも店舗ができ、出張者にも利用しやすくなった(50代女性)」と、発祥の地である味仙の一品が人気を集めていました。

第6位 あんかけスパゲティ

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6位にランクインしたのは、ピリ辛のソースを麺にかけて仕上げる「あんかけスパゲティ」。名古屋で1960年代に誕生し、名古屋人好みの辛さにバリエーション豊かなトッピングとボリューム感で、ファンを拡大していきました。

スパゲティ麺は太めでモチモチしたものが主流。茹でたてではなく、茹で置きしたものを油で炒めて仕上げることで、モッチリ感がアップすると同時に焼きそばのような雰囲気が加わります。

ソースは辛味の効いたトマトベースが主流であるものの、トッピングはもはや無法地帯といえるほど個性が爆発。

野菜をはじめ、ベーコンやソーセージなどの肉類はもちろん、フライや味噌カツ、海老フライにハンバーグまで、好みで選ぶことができます。

コメントでは「名古屋以外ではなかなかお目にかかれない。食べ進めるうちヤミツキになること間違いなし(40代男性)」「種類も多くサイズも豊富でお腹の具合に合わせて食べられる。お店の回転も早く新幹線の待ち時間に便利(50代女性)」と、名古屋ならではの一品であると同時に、手軽な食事としても重宝されているようです。

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