若者の車離れはアメリカでも。ティーンたちが免許を欲しがらないのはナゼ?

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のっけから私事で申し訳ありませんが、私は16歳のときに運転免許証を取得しました。カリフォルニア州ではその年齢から車を運転できるのです。

アメリカでは州ごとに法律が異なり、運転免許証もそれぞれの州が発行していますが、それでもほとんどの州が16歳を運転免許取得の最低年齢としています。

ニューヨーク市内などの例外はありますが、アメリカの大部分は車社会です。公共交通機関に頼っていては、通勤も通学もできません。子どもは16歳になるまではどこに行くにも親を頼らざるをえず、一日も早く運転免許を取りたいと願うのが普通でした。

ところが、最近は16歳を過ぎても運転免許を取得しないティーンがアメリカで増えています。日本では若者の車離れが時々話題になりますが、アメリカでも似たような現象が起きているようです。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

1980年代と比較して、若者の運転免許取得率はおよそ半分に

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少し古いデータになりますが、ミシガン大学の研究チームが2016年に発表したレポート(PDF)によりますと、2014年には16歳のたった24.5%しか運転免許証を取得していなかったということです。

1983年にはその数字は46.2%だったということですから、その後の30年間で車を運転する16歳がおよそ半分に減ったということです。

19歳の運転免許取得率は1983年の87.3%から2014年には69%になりました。2021年現在、この減少トレンドは研究対象となった7年前よりもっと進んでいる可能性は大でしょう。

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私の家庭内でも上のデータと同じ現象が起きました。つまり、80年代にティーンだった父親の私が16歳から車を運転して高校に通っていた一方、2002年生まれの息子は高校時代にはまったく車を運転することに興味を示さなかったのです。息子は、高校を卒業して、19歳を過ぎてから、ようやく運転免許を取得しました。


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