今回、皆さまに紹介させていただきたいのは、あまり日本人が行かない国「アルバニア」です。バルカン半島にあるアルバニア。いまから25年ほど前まで鎖国的な社会主義体制をおこなっていたため、欧州の秘境と呼ばれていた国。
アルバニアには美しいビーチが複数あるのですが、首都のティラナからも近くオススメのビーチは「ドゥラス」。ビーチは長く遠浅が続き、波がなく海水浴にはもってこいで透明度も高いです。夕日も綺麗に見ることができるので優雅な気分にひたることができます。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
日本人があまり知らない、アルバニアの「ドゥラス」
ドゥラスは、アルバニアの首都のティラナから距離でいうと約36kmほどの距離にあるアルバニア第2の都市で、アルバニア屈指のビーチリゾート。同国最大の港湾都市です。ドゥラスの起源は、紀元前7世紀、ギリシア人の植民市になったときまでさかのぼります。
ティラナから約1時間ほどで行けるビーチで、ティラナもしくは隣国のコソボやマケドニアからも観光客が多く来ています。日本人を含めた非欧州人はほとんどおらず、それがまた異国情緒を醸し出しています。
ドゥラスは国内屈指のビーチリゾートだけあり、国内もしくは旧ユーゴスラビア諸国やギリシャから数多くの人々が海水浴に来ます。
それにより砂浜が見えないほど、パラソルで覆われています。色とりどりのパラソルを見ることができるのですが、お店により色や柄が違っています。
ビーチ沿いには数多くのホテルとレストランがありますが、ドゥラスでの宿泊はビーチ沿いの海の景色を堪能できるホテルがオススメです。ビーチ沿いの多くのホテルの部屋は、海の景色が見える部屋でベランダがついており、そこから海の眺望を堪能するのが最高です。
魚介類を使った名物料理に舌つづみ
アルバニアは、北はアドリア海、南はイオニア海に面しているため魚介類を使用した料理が多くあります。
また、歴史的な背景があり、イタリアの料理も入ってきています。ドゥラスでは写真の「シーフードリゾット」が名物となっているので、同じくアルバニアの名物「ケバブ」と共に食していただきたいです。
欧州の秘境の絶景
ドゥラスのビーチは西側に面しておりますので、夕方になると夕日を堪能できます。夕方になるとパラソルは片付けられますが、夕映えしたビーチは非常に綺麗。日本からは遠い異国の地、かつて欧州の秘境と呼ばれた国での夕日堪能は格別です。
夜になると海岸がライトアップされて綺麗。またいくつかあるクラブ(ディスコ)から流れてくる今風の音楽が雰囲気を醸し出してくれます。アルバニアは決して治安が良好なわけではありませんが、ドゥラスは他都市と比べて治安は良く、夜の海岸を散策するのもよいでしょう。
アルバニアは日本人にはあまり知られていない国。かつては鎖国状態だったために欧州の秘境と呼ばれていました。
また、1997年には「ねずみ講事件」により、経済が破たんし、国中が混乱。さらにはその後のコソボ紛争での動乱。しかし、ここ20年ほどで経済は成長し、治安も安定してきています。
まだまだインフラが整ってはおりませんが、観光資源は数多くあり、観光的に魅力的であることは間違いないでしょう。そんなアルバニアのなかでもドゥラスは同国屈指のビーチリゾート。新型コロナ収束後にぜひとも訪問してもらいたいです。
※日本から「ドゥラス」に行く場合、日本からの直行便はありませんので欧州系の航空会社を使い、欧州他都市経由でアルバニアの首都のティラナへ。ティラナからはバスで約1時間ほどです。
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