外国人が思わず激怒!?日本人が海外でしちゃいそうな「NG行動」

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日本では当たり前に使われているジェスチャーのなかには、海外では大変失礼な意味になるものがあります。

例えば、写真を撮るときの「ピースサイン」はギリシャでは侮辱の意味にとらえられてしまったり、「小指だけを立てるしぐさ」は、中国で役立たずという意味になったり。

このようにさまざまなジェスチャーのなかには、知らなければ思わず外国人を怒らせてしまうものも少なくありません。

そこで今回は、世界各国のNG行動をいろいろと調査してみました。なかには「これがダメなの!?」と日本人が驚くものもありましたので、早速ご紹介していきます。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

玄関口での握手/ロシア

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最初は握手から。日本人はそれほど握手する文化が浸透していませんが、ハリウッド映画などで外国人が盛んに握手している姿を見かけることもあるはず。今後、新型コロナウイルスが落ち着き、海外旅行の際に握手をするシーンがやってくるかもしれません。

しかしロシアで握手は要注意。しかも相手の家の玄関で握手する場合は、特に要注意です。

例えばロシア旅行中に何かの縁で誰かの家に招待される流れとなり、友好の姿勢を示すために招待された家の玄関で家主に対して握手の手を差し出す場面があったとしましょう。

実は、ロシアにおいて玄関口での握手、具体的には玄関・戸口の敷居をまたぐ握手は縁起が悪いとされているみたいです。

一部の情報によれば、ロシアの配達業者は敷居をまたぐ格好での契約やサイン、荷物の受け渡しを拒否する商習慣もあるとの話です。


もちろんこの伝統は家だけでなく、レストランやオフィスなど玄関・戸口のある建造物全てに適用されるルーツなのだとか。

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かつてシェアハウスで一緒に暮らした経験のある懐かしいロシアの友人に「なんで?」と聞いてみると、「知らない」といって笑っていました。

あくまでも迷信の一種みたいです。「夜に爪を切ってはいけない理由は?」と聞かれて、日本人が答えに困る感覚と一緒でしょうか。

個人的にはこの手の迷信には一定の根拠があると思っています。夜の暗い中で爪を切るとけがする→やめさせようと適当な理由をつけて誰かが誰かをおどした→その言い回しを周囲の人も使うようになった→定着したみたいな背景ですね。

敷居をまたいで握手してはいけない、この迷信にはどのような成立背景があるのでしょうか。

ロシアのモスクワタイムズによれば、敷居には家の精霊が暮らしているとロシアの民間伝承でいわれているみたいですが、ほかにも理由があるかもしれませんね。

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