11月に入り、京都府内でも次々と紅葉が始まってきましたね。“今年も紅葉、見に行けないかもなぁ…”と思っているそこのあなた!まだ間に合います!
実は京都には、12月上旬でもしっかり紅葉を見られる場所がたくさんあります。また、足元を彩る散紅葉(ちりもみじ)も風情があっておすすめですよ。ちょっと遅めの秋の絶景をお楽しみください。
・基本的な感染予防対策(マスクの着用・手洗い・身体的距離の確保など)を徹底してください
・屋外の活動も慎重にしてください
・発熱等の症状(発熱、咳、のどの痛み、息苦しさなどの症状)がある場合は、外出を控えてください
海と紅葉を一望する絶好ロケーション 成相寺
見ごろ:11月上旬~下旬
日本三景の一つ、天橋立を見下ろす成相寺。雪舟の 『天橋立図』(国宝)にも描かれている古刹で、天候がよければ、日本海や天橋立と一緒に紅葉を撮影することもできる素晴らしいロケーションです。11月13、14日にはライトアップも予定されているので、昼と夜、どちらも訪れてみてください。
■■INFORMATION■■
成相寺
住所:京都府宮津市成相寺339
電話:0772-27-0018
拝観時間:通常8:00~16:30
拝観料金:入山料 大人500円
モミジと巡る足利尊氏の故郷 安国寺
見ごろ:11月上旬〜下旬
茅葺き屋根が印象的な風情あるこちらは、14世紀半ばに室町幕府の初代将軍である足利尊氏が創建したとされる安国寺。足利尊氏の出生地として伝わっていて、尊氏の母もここで子宝祈願したと言われています。
秋には境内にある100本の紅葉が色づき、多くの観光客が訪れる紅葉の名所です。モミジとともに、歴史を辿ってみてもいいですね。
■■INFORMATION■■
安国寺
住所:京都府綾部市安国寺町寺ノ段1
電話:0773-44-1565
拝観時間:拝観自由(内拝観は早めに要予約)
拝観料:境内自由(ただし内拝観の場合は志納金300円)
一幅の絵のような紅葉庭園 宗雲寺
見ごろ:11月中旬
京都府名勝庭園に指定されている宗雲寺(そううんじ)。池泉鑑賞式庭園や本堂、方丈などを含む景色が、庭園ファンの間では人気を博しています。目の高さから眺めるもよし、高台に登って上から全景を眺めるもよしと、どこから見ても美しい構図ができる隠れた紅葉名所です。
■■INFORMATION■■
宗雲寺
住所:京都府京丹後市久美浜町新町1268
電話:0772-82-0274
拝観時間:拝観自由
芸術の秋を彩る アサヒビール大山崎山荘美術館
見ごろ:11月中旬~12月初旬
大正から昭和初期にかけて、実業家・加賀正太郎によって建築された「大山崎山荘」。現在ではアサヒビール大山崎山荘美術館として公開され、クロード・モネの『睡蓮』や河井寛次郎や濱田庄司、バーナードリーチなどのコレクションでも知られています。
美術品はもちろん、チューダーゴシック様式の建築美も人気ですが、お庭も四季折々の彩りを楽しめますよ。庭園にはカエデがたくさん植えられており、晩秋には燃えるようなカエデの赤と、イチョウの黄色が庭園を埋め尽くします。
また、本館2階の喫茶室テラスからは美しい紅葉を眼下に、壮大な風景を一望できます。美術鑑賞とともに、紅葉の自然美にも浸ってみては?
■■INFORMATION■■
アサヒビール大山崎山荘美術館
住所:京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
電話:075-957-3123(総合案内)
時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
料金:一般 900円/高・大学生 500円/中学生以下 無料/障害者手帳をお持ちの方 300円
定休日:月曜(祝日の場合は翌火曜)/臨時休館あり/年末年始
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