グルメやコスメ、ドラマや映画など日本人にも身近な韓国カルチャー。最近ではBTSがグラミー賞に2年連続ノミネートされ話題になりました。
ただ、コロナ禍の現在はまだまだ旅行に出かけられない日々が続いています。しかしお家にいながらでも、お互いのカルチャーに触れれば、新しい発見もできるはず。そこで今回は、韓国人が「日本に来て驚いたこと」について、さまざまなお話しを伺ってみました。
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※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
絶対にお会計前に食べちゃだめなの？
スーパーなどでお買い物をしている際、大好きなお菓子や美味しそうなお惣菜をカゴに入れながら「早く帰って食べたい…」と思うことが度々ある筆者。とはいっても、レジでお会計を済ませるまで待つことは当たり前のように身に染み付いています。
しかし、韓国ではお会計前のものでも空きパックなどを持っていけば、支払うことができることもあるのだとか。
「お店の裁量にもよりますが、韓国では会計前のものを食べても空きパックで支払うことができるケースがあります。でも、日本だと絶対にNGになってしまうんですよね。アメリカだとOKなお店が多いので、美味しいものが多い日本に来た外国人は、スーパーでグッと我慢していることが多そうです。笑」（韓国出身・20代）
とはいえ韓国でも一般的とまではいえないそうですが、例えば、子どもがぐずっているときなどはジュースを与えることもあるのだとか。そのあとお会計をする際はきちんと理由・事情の説明が必要です。
基本的に韓国は日本と同じように後払いがルールとされています。アメリカのように国によっては、会計前に商品を食べてもお会計さえすればよいとされているところもありますが、あくまでも韓国ではお店側のイレギュラー＆柔軟な対応といえそうです。
オンラインゲーム専門店はないの？
日本では、ネットカフェや漫画喫茶、カラオケといった個室で個人または数人で楽しめる施設が充実しています。韓国でも同じようにカラオケが浸透していますが、日本とは違うのが「PCバン」というゲームスポット。
「バン」というのは、「部屋・房」を意味する韓国語です。このPCバンは韓国人に大人気の定番スポットで、オンラインゲームやチャット、そのほかの用途でも使われるスポット。
「PCバンという、オンラインゲームができるようなハイスペックPCを安価で利用できる施設があります。日本でいうネットカフェみたいなような場所ではあるけど、皆が学校終わりにオンラインゲームをプレイしに来る場所です」
日本のネット・漫画喫茶と同じように利用できる韓国のPCバン。かなり低価格で提供しているお店も多く、お菓子やドリンクなどを飲みながら自由気ままに楽しむことができます。
映画『パラサイト』でもPCバンがでてきたほど、韓国人にとっては身近な存在です。また、インターネットの速度がはやいため、好きなアーティストのライブチケットの予約でも利用する人がいるのだとか。
「韓国はPCバンが多く、数人で気軽に入れることがとても便利です！」（韓国出身・20代）