「おやつ」は、食事と食事の合間に摂取する間食のこと。毎年、毎シーズン、毎月のごとく、日本のお菓子メーカーからは数多くの新商品が、続々と発売されています。
その一方で、ずっと販売されている定番商品は、長らく継続して売れているだけあって固定ファンが多い、老若男女問わず人気のお菓子も多々あります。
自宅やオフィスでのおやつ、外出時も食べやすいお菓子は「これが一番」と、人それぞれ好みが微妙に違っても定番のロングセラー商品は誰からも愛されています。
今回はgooランキングが発表した「定番といえばこれ!と思うロングセラーおやつランキング」から、上位5位に選ばれたおやつをご紹介します。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
納得の上位ランクインお菓子、なかなか知られざる歴史も
第5位 たけのこの里
まずは、第5位から。「たけのこの里」(株式会社明治)がランクインしました。たけのこの里が発売されたのは、1979(昭和54)年です。長さ2cmほどクッキーの芯の頭部をチョコレートが覆っていることで、タケノコの形になっています。
姉妹品として、先に1975(昭和50)年から発売されている「きのこの山」があり、これも定番お菓子のひとつ。歴史的には「きのこの山」より「たけのこの里」のほうが、実は新しいのです。
定番商品の「たけのこの里」をはじめ、チョコレートといちごの2層タイプで甘酸っぱさとさわやかな香りが楽しめる「たけのこの里いちご&ショコラ」、期間限定商品としてサクサク食感のココアクッキーとミルクのコク、バニラの味わいが口の中に広がる「たけのこの里クッキー&バニラ」も発売しました。小さめの袋に入った食べ切りタイプのプチパックも人気です。
第4位 ポテトチップス(湖池屋)
続いて第4位に入ったのは、株式会社湖池屋の「ポテトチップス」です。ポテトチップスといえばカルビーがよく知られているものの、日本におけるポテトチップスの歴史を紐解くと、カルビーよりも湖池屋のほうが古くからポテトチップスを発売してきました。
湖池屋がポテトチップスを発売したのは、1962(昭和37)年のこと。5年後の1967年に日本で初めてポテトチップスの量産化に成功しました。カルビーが1975(昭和50)年からなので、湖池屋のほうが日本のポテトチップスにおける先駆者といえます。
いまも定番の「のり塩」を皮切りに、「うすしお味」「リッチコンソメ」「ガーリック」「のり醤油」をラインアップ。
じゃがいもを贅沢な厚さにスライスして香り豊かに揚げたという「じゃがいも心地」もおすすめで、「オホーツクの塩と岩塩」「富良野産生乳のバター」などが発売されています。定番よりもちょっと価格は高めですが、満足度は抜群。
湖池屋のポテトチップスは、1枚1枚食べ応えあるしっかりとした食感、油っぽさを感じさせないさっぱり感が魅力的。どちらかというと、じゃがいもの素材をしっかり味わいたい人向けといえます。
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