1泊2日ドライブ旅にもおすすめ。関東屈指のパワースポット「秩父三社めぐり」

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パワースポットを目的として旅行先を選ぶのは、国内旅行の楽しみ方のひとつとして定着していますよね。リフレッシュできる、癒やされる、心が落ち着くとパワースポットめぐりは良いことだらけ!

おまけにご利益も期待できるとなれば、行かないわけにはいきません。今回は関東から1泊2日で行きたい「秩父三社めぐり」をご紹介。埼玉県秩父市へ、ドライブ旅の参考にしてみてくださいね。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

秩父三社とは?

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埼玉県の南西部、秩父にご鎮座する「三峯神社(みつみねじんじゃ)」「宝登山神社(ほどさんじんじゃ」「秩父神社(ちちぶじんじゃ)」の3社は、古くから合わせて秩父三社と呼ばれています。

この3つの神社をめぐることを「秩父三社めぐり」と呼び、関東地方だけでなく全国的に見ても人気の高いパワースポットです。

古くからこの秩父の地には神様が宿るとされる山が多く、秩父三社の3つの神社にもそれぞれが祀る神体山があります。山岳信仰の聖地にご鎮座する3つのお社というわけですね。

車かバスツアーが便利!

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秩父三社はもっとも離れている三峯神社と宝登山神社であっても、車であれば約1時間半ほどの距離。日帰りでめぐる場合は車を利用するのがおすすめです。

秩父三社めぐりは人気が高いため、旅行会社主催のバスツアーも多くあります。移動の心配があるかたはぜひバスツアーを利用しましょう。

個人で電車やバスでめぐる場合は時刻表をチェック。三峯神社行きのバスが西武秩父駅前から出ていますが、本数は多くありません。三峯神社までは駅からバス、そのあと駅に戻って徒歩で秩父神社へ、また駅へ戻って電車で電車で宝登山神社へとなかなかハードな日程になります。

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次は、秩父三社がどんな神社なのかをそれぞれ詳しく見ていきましょう。近い場所にある3つのお社でも、それぞれ特徴があり見るべきポイントも異なります。由緒ある秩父三社めぐりの楽しみ方を要チェックです!


「三峯神社」は関東随一のパワースポット?

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秩父三社のなかでも、関東随一のパワースポットといわれているのが「三峯神社」です。インターネット上で三峯神社で検索をしてみると、検索ワードとして表示されるのが「怖い」「人生が変わる」「人を選ぶ」「呼ばれる」「厳しい」などの言葉…。

不思議なパワーの宿る三峯神社は、呼ばれた人だけが訪れられると思ってしまうほど、畏怖すら感じるほど由緒正しい聖地といえます。

3つの神社のなかで最も標高の高い約1,100mの山間にご鎮座。山道を登っていくと現れる美しい神社は鳥居をくぐった瞬間からひんやりと澄んだ空気が広がります。

イザナギノミコトとイザナミノミコトの夫婦神をお祀りする三峯神社は夫婦和合、家内安全、五穀豊穣などのご利益が得られます。夫婦でお出かけするにもぴったりですね。

注目ポイント1.全国的にも珍しい「三ツ鳥居」

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3つの峰が連なることから名付けられたといわれる三峯神社。神社の名前、三社めぐり、3つの峰…と、三峯神社は「3」という数字と縁が深いようです。もうひとつ、三峯神社にまつわる「3」に「三ツ鳥居」が挙げられます。

三ツ鳥居とは通常の鳥居の両脇に、小さめの鳥居がくっついた様式の鳥居のこと。全国でも珍しく、どうしてこのような形をしているのかも分かっていません。参道の入り口にある鳥居に注目してください。

注目ポイント2.狛犬ならぬ「狛狼」

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三ツ鳥居の前にも注目!狛犬にしては細い体、そして尖った耳…そう、三峯神社を守っている神様の使いは狛犬ではありません。なんと「」なんです。

現代では残念ながら絶滅してしまったニホンオオカミ。昔の人々にとって狼は実は身近な存在で、山岳信仰が盛んな場所では山の神様の使いとされていたのだそう。

三峯神社の狼は「お犬様」と呼ばれ、盗難除けや火災除けとして信仰を集めました。神社の眷属(けんぞく)には犬以外にもさまざまな動物たちがいますが、狼は全国的にとても珍しいんですよ。

注目ポイント3.拝殿の側で龍が浮かび上がった?

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緑豊かな参道を進み、景色の抜群な遥拝殿を超えていくと現れるのが極彩色の装飾が施された「拝殿」です。あまりの色鮮やかさに息を飲むほどの美しい拝殿は、1800年に建立されました。

鮮やかな拝殿の側には龍が浮かび上がったとされる石畳があるので、そこにも注目!龍の姿を写真におさめて待ち受けなどにすると運気がアップするのだとか。拝殿の前には立派な御神木もあるので必ずチェックしてくださいね。

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