「宝登山神社」は神秘的な奥宮も

宝の山に登るという縁起の良い名前を持つ「宝登山」。秩父鉄道の長瀞駅から徒歩約15分ほどで到着する宝登山神社は桜の名所としても知られています。

標高497mのなだらかな宝登山にご鎮座する神社は、ヤマトタケルノミコトが御由緒。宝登山山頂に神武天皇、山の神、火の神をお祀りしたのが起源といわれています。

ヤマトタケルノミコトが山頂へ登る際に山火事に見舞われ、それを消し止めたのが神様の使いである大きな山犬という伝説から「火止山」が「宝登山」へと変わり、長年信仰を集める聖なる山になりました。

注目ポイント1.美しい桜並木

宝登山神社を訪れるおすすめの季節は春。最寄りの西武長瀞駅から宝登山神社まで続く参道には、約400本もの桜が咲き誇ります。

宝登山神社のご鎮座する長瀞町は「桜の名所100選」にも選出されるほど桜の木が多い街。神社までの参道を桜を見ながら歩く、幻想的な体験ができます。ピンク色に染まる景色は見ているだけで運気がUPしそうです。

注目ポイント2.ヤマトタケルが身を清めた「みそぎの泉」

大きな鳥居をくぐり、本殿へとお参りを済ませたらぜひ足を運びたいのが本殿の左奥にある「みそぎの泉」です。

みそぎの泉は穢れを払うパワースポットとして知られています。運気を上げたいかた、スッキリしたいかたはぜひ泉のパワーを感じてみてください。

注目ポイント3.ロープウェイで行く「奥宮」

宝登山神社を訪れたのなら、「奥宮」へもぜひ足を運んでください。奥宮とは宝登山の頂上にある、宝登山神社発祥の地のこと。

奥宮へはロープウェイを使って気軽に訪れることができます。宝登山を自分の足で登りたい！というかたは、神社から約1時間ほどの登山となります。

背の高い木々と木製の鳥居に守られた奥宮は、とても神聖な雰囲気。奥宮近くの開けた山頂部分からは、秩父の風景を眺めることもでき、登山者の方がお弁当を広げられる場所もあります。ハイキング気分で奥宮を目指す旅も素敵ですね。

神秘的な秩父の総鎮守も