900年保つ本殿の姿も。中国地方で行くべき「パワースポット」8選

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2025/11/29

神話と伝説が息づく中国地方には、古くから信仰を集める神聖なパワースポットが点在しています。縁結び、開運、厄除け、商売繁盛など、あらゆる願いを叶えるパワーがそれぞれのスポットには宿っていることでしょう。

パワーみなぎる神社仏閣から、龍伝説が残る神秘的な滝、太古の鍾乳洞が織りなす絶景や美しい島々など、自然の力強さを感じられるスポットまで。運気アップに向けてエネルギーを感じてみませんか?

それでは、中国地方で行くべきパワースポットをご紹介します。

大神山神社奥宮/鳥取県西伯郡

image by:Shutterstock.com

中国地方きっての名山・大山の中腹にあるのが「大神山神社」。大山は2018年に開山1300年を迎えた長い歴史を持つ神社です。

同社は日本一長い天然石の参道で知られており、約700枚の石畳の参道の先には、全国最大級の社殿が置かれています。社殿本殿は、幣殿、拝殿とともに重要文化財に指定されています。

  • 大神山神社
  • 鳥取県米子市尾高1025
  • 0859-27-2345(受付時間 9:00〜16:00)
  • 米子
  • 公式サイト

龍頭が滝/島根県雲南市

image by:島根県観光写真ギャラリー

島根県松江市と出雲市に挟まれる人口4万人の市が雲南市です。周辺6町村が平成の大合併で統合して市となったもので、これらの地域は古くから「出雲」の南、雲南地域と呼ばれていたことから、雲南市と名づけられました。

この雲南市第一のパワースポットが、「日本の滝百選」にも選ばれている「龍頭が滝」です。落差約40mの雄滝と約30mの雌滝からなっています。雄滝は40mを一気に水が流れ落ちますが、裏側には岩窟があり滝観音がまつられています。

また、滝野裏側から滝つぼをみることのできる「裏見の滝」となっています。雄滝に対して、雌滝は岩にあたった水が段をつくりながら流れ落ちる段瀑となっています。

出雲大社/島根県出雲市

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島根県を代表する観光名所「出雲大社」は、男女の仲をはじめとするあらゆる縁を結ぶ「縁結びの神様」です。日本有数のパワースポットとして、ご縁を求めて多くの人が集まってきます。


10月は一般的に「神無月(かんなづき)」と呼ばれますが、出雲では「神在月(かみありづき)」と呼ばれています。これは、全国の神様が出雲大社に集まり、人々の縁結びについて会議を開くという言い伝えがあるためなのだそう。そのため、人だけでなく神様も出雲に集まるのだと言われています。

本殿には重さ1トンの大注連縄がかけられており、出雲大社の注連縄は一般的な神社のものとは逆向きとなる、左側から始められています。本殿は日本最古の神社様式である大社作りで作られていますが、通常は本殿内部に立ち入ることができません。

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本殿の後方には、須佐之男命(スサノオノミコト)を祀っている「素鵞社(そがのやしろ)」があります。須佐之男はヤマタノオロチ退治で有名で、この社のそのパワーを感じることができるパワースポットして注目されています。

出雲大社では参拝時の作法は二礼四拍手一礼となっていますので、お気を付けてくださいね。

  • 出雲大社
  • 島根県出雲市大社町杵築東195 出雲大社社務所
  • 0853-53-3100(8:30~16:30)
  • 出雲市
  • 公式サイト

吉備津神社/岡山県岡山市

image by:Shutterstock.com

吉備津神社」の本殿は約600年前に建立された「吉備津造り」とよばれる全国でも唯一の様式のものです。本殿と拝殿は国宝に指定されています。

また、本殿から本宮社は約400mの回廊でつながれており、この回廊の見事さも一見の価値あり。「雨月物語」の一編「吉備津の釜」のモチーフにもなっている、火にかけた釜の鳴る音で吉凶を占う「鳴釜神事」も有名です。

  • 吉備津神社
  • 岡山県岡山市北区吉備津931
  • 086-287-4111
  • 吉備津
  • 5:00〜18:00
  • 公式サイト

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