900年保つ本殿の姿も。中国地方で行くべき「パワースポット」8選
羅生門/岡山県新見市

「羅生門」は、太古の巨大な鍾乳洞の一部が陥没し、石灰岩がアーチ状に残ったもので、高さ40mにも達します。残念ながら、安全性の面からアーチをくぐることはできません。近くの展望台からはアーチを眺められますよ。
アーチ周辺は、展望台のあたりまでも涼しく、暑い夏でも快適に過ごせます。以前は展望台を下って、半洞窟の入り口まで行くことができましたが、現在は下りられません。
- 羅生門
- 岡山県新見市草間
- 0867-72-6136(新見市商工観光課)
- 井倉
- 岡山観光WEB公式サイト
厳島(宮島)/広島県廿日市市

世界遺産「厳島神社」があるのが安芸の「厳島(宮島)」です。本土側からの宮島口から連絡船でわずか10分で渡ることができます。世界唯一とも言える海上の社殿である厳島神社の本殿は、900年の間災害や事故などに一度も会うことなく、造営以来約900年の間その姿を保っています。
厳島神社の背後には、標高525mの「弥山」が控えています。弥山にはハイキングコースが整備されているほか、ふもとからはロープウェイが出ており、15分ほどで山頂付近に到着が可能。山頂の展望台からは瀬戸内海の雄大な風景が一望できます。
- 厳島(宮島)
- 広島県廿日市市宮島町1162-18
- 0829-44-2011(一般社団法人宮島観光協会)
- 宮島口
- 一般社団法人宮島観光協会公式サイト
仙酔島/広島県福山市

広島県東部、備後地域の福山市の「鞆の浦」沖は、瀬戸内航路の難所として古くから知られており、潮の流れが変わるのを待つために退避する島や港が整備されてきました。その一つが「仙酔島」です。
福山市の鞆の浦港からは渡船で5分ほどのところにあり、「仙人も酔うほど美しい」ことからこの名がつけられたとされています。

太古の火山活動により誕生したこの島には、長年の波に洗われたできた奇岩が数多くあります。特に島の南側の海岸線沿いに見られる、青、赤、黄、白、黒の5色の岩が約1kmにもわたって続く「五色岩」は絶景です。また、龍が出没するといわれた穴もあるので要チェックです。
- 仙酔島
- 広島県福山市鞆町
- 084-982-3200(鞆の浦観光情報センター)
- 福山
- 鞆の浦~仙酔島往復 大人240円/子ども120円
- 定休日:なし
- 福山市公式サイト
元乃隅神社/山口県長門市

「元乃隅神社」は、日本海を望む岬の先端、断崖の上に建てられており、123基の朱塗りの鳥居が神社に向かって100m以上続いています。本殿は大きくはないですが、100を超える鳥居をくぐっていくため、不思議な達成感がえられ、パワーが感じられます。
また、駐車場近くには高さ約6mという大鳥居が設けられており、その上部には賽銭箱が設けられています。海に向かっていることから、海上安全や大漁は当然ですが、商売繁盛、良縁、子宝、開運厄除などにもご利益があるといわれています。
- 元乃隅神社
- 山口県長門市油谷津黄498
- 0837-26-0708(長門市観光案内所YUKUTE)
- 長門古市/人丸
- 9:30~16:30
- 公式サイト
中国・四国地方には、古代王朝や神話、民話のルーツとなるようなパワースポットが数多くにあります。特に瀬戸内海に面していることもあり、海の神、水の神を対象としたスポットが注目されます。ぜひパワーをいただきに訪れてみては?
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