秩父の総鎮守「秩父神社」

秩父三社めぐり、3つ目の神社は「秩父神社」です。その名の通り、この地方の総鎮守で約2100年もの歴史を持つ、霊験あらたかな秩父神社は、ユネスコの無形文化遺産に登録されている「秩父夜祭」でも有名。

約30万人もの人が訪れる秩父夜祭ですが、お祭り以外の日でももちろん見どころ満載です。

注目ポイント1.本殿の色鮮やかな動物の彫刻

秩父神社の「本殿」はとても色鮮やかで細かく美しい装飾が施されています。寺院建築の様式を取り入れた「権現造り」と呼ばれる建物で、埼玉県の指定文化財にも登録されるほど。

装飾のなかでも注目するべきなのは、たくさんの動物が彫られていること。本殿の東西南北を守るように、4つの動物たちが生き生きと描かれています。

正面には虎、本殿右に進むと龍、裏にはフクロウ、左手には猿がいるのでぜひ注目してください。

注目ポイント2.清らかな水を使う水占い

神社を参拝すると、ついつい引きたくなるのがおみくじ。秩父神社ではそのご神山である武甲山からの水に浸して占う「水占い」がおすすめです。

おみくじの紙を水に浸すと運勢が浮かび上がる仕組みで、大吉が出ると縁結びのご利益が大なのだとか！良縁を求めている方はぜひチャレンジしてみてください。

注目ポイント3.御神木の「大銀杏」

歴史深い秩父神社のご神木は、樹齢400年を超える「大銀杏」です。一度台風によって折れてしまった過去がありますが、その後も枯れることなく成長を続け、いまは空に向かってしっかりと立っています。

台風で受けた傷をもろともせず立ち続ける御神木からパワーをいただきましょう。

今回は埼玉県秩父を代表する3つの神社を参る「秩父三社めぐり」をご紹介しました。関東随一のパワースポットである秩父三社は、3つの神社それぞれに見どころがたくさん。1日をかけてゆっくり回ることで、神社に流れる癒しのエネルギーを十分に受け取れるはず。ぜひ秩父三社参りでパワーをいただいてみてはいかがでしょうか。

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