ウソでしょw世界の「国名」の由来が意外すぎて面白すぎた

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大河/インド

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続いては「インド」について。インドといえば、現在こそパキスタン(インドより独立)の国土に流れていますが、インダス文明の生まれたインダス川があります。

この川の古い名前が「シンド(大河)」だったらしく、この「シンド」をペルシャ人が「ヒンズー」と呼んだのだとか。さらに16世紀の大航海時代に来航したポルトガル人が「インド」と呼び、現在のインドになったみたいですね。

清浄な国/パキスタン

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ちなみにパキスタンの呼び名は、多くのイスラム教徒が暮らす地域「パンジャブ(P)」「アフガン(A)」「カシミール(K)」「シンド(S)」と「バルチスタン(TAN)」の頭文字(あるいは一部)の組み合わせであります。

ヒンドゥスターニー語で「パク(神聖な・清浄な)」と「スタン(国や地域)」を結び付けた造語「清浄な国」から来ているみたいですよ。

ちなみにヒンドゥスターニー語とは、イスラム教徒からするとウルドゥー語(パキスタンの国語)であり、ヒンドゥー教徒からすればヒンディー語(インドの国語)になります。北インドで通じる共通言語ですね。

ココナッツ/ブルネイ

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最後は、植物の名前を語源に持つ国を紹介します。例えば、南国の巨大な島・カリマンタン島の一角にある「ブルネイ」です。南シナ海に面する小国で、インドネシアとマレーシアと共に、カリマンタン島をシェアしています。

ブルネイの民族は日本の外務省によると65.8%がマレー人、公用語も憲法でマレー語と定められています。

そのブルネイの由来はマレー語で「ココナッツ」から来ているのだとか。長い棒を使ってココナッツを地面にたたき落とす収穫を筆者も体験しましたが、あのあたりはヤシの木がたくさん生えています。実に南国らしいですね。

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