新潟県の西側に浮かぶ「佐渡島」は自然あり、伝統文化あり、注目の文化遺産ありおもしろい体験あり!佐渡島でしかできないアクティビティであふれています。
地図で見ると小さく感じる佐渡島ですが、実は日本では2番目に大きな島です。そのため見どころはたくさん。1泊2日での旅行や関東地方からでも意外と近いので、週末旅にもおすすめです。
今回は大注目の佐渡島へ初めて訪れるかたに向けて、絶対に欠かせないスポットを9選ご紹介しましょう!
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
佐渡島へは「ジェットフォイル」でラクラク
佐渡島への移動はフェリー、またはジェットフォイルのどちらかの船の利用しかありません。空港はなく、どちらも新潟港から佐渡島の両津港までを繋いでいる船ですが、おすすめは断然ジェットフォイル!
海を飛ぶ飛行機と呼ばれるジェットフォイルは小型であるもののスピードが早く、佐渡島まで約1時間ほどで到着します。フェリーの場合は2時間半かかるので、ジェットフォイルがどれだけ速いのか分かりますね。
小型であるものの安全性は高く、波の高い日でも安心。というのもジェットフォイルは海水を高圧噴射して進む、正に海を飛ぶ船なんです。早いだけではなく安全なジェットフォイルに乗船して、佐渡島の旅へ出発です!
佐渡島で外せないスポット9選
佐渡島内の移動はレンタカーがおすすめ。島に電車はなく、公共の交通機関はバスのみとなっています。観光バスもありますが、島を自由に動き回り、気になったスポットで停車できるレンタカーの旅がやはりもっとも便利ですね。
では、佐渡島で絶対に外せないスポットを9選ご紹介します!安全運転で、絶景を楽しみながら目的地へと向かいましょう。
1.世界遺産候補「佐渡金山跡」
徳川幕府の重要な財源となっていたのが、ここ佐渡で採掘される金や銀でした。1600年ごろに発見され、なんと1989年に休山となるまで金・銀・銅の採掘が行われていました。
佐渡島においてはもちろん、日本の歴史においてとても重要な史跡である「佐渡金山跡」は、世界遺産候補となっています(2022年現在)。
佐渡金山跡では跡地を歩いて見学できるほか、人形などを使い当時の様子が再現されていたり、本物の金塊が展示されていたりと見どころたっぷりの施設です。
- 佐渡金山跡
- 新潟県佐渡市下相川1305
- 公式サイト
2.佐渡のラピュタ「北沢浮遊選鉱場跡」
「佐渡島のラピュタ」とささやかれているのが「北沢浮遊選鉱場跡」です。こちらはかつて東洋一といわれた金や銀などを処理するための施設。
1カ月に約5万トンもの鉱石を処理していた重要な場所ですが、休山とともに使われない施設となりました。その廃墟となった姿は圧巻!史跡として当時の姿のまま残されています。
当時の技術がすべて詰め込まれた近代的な施設は緑に覆われ、蔦が茂り、ラピュタの世界そのもの。この姿を利用し、たびたびライトアップやプロジェクションマッピングなども行われます。
- 北沢浮遊選鉱場跡
- 新潟県佐渡市相川北沢町3-2
- 佐渡観光ナビ公式サイト
3.神秘的な青「琴浦洞窟」
佐渡島の南西には、海の侵食によってできた洞窟がいくつも存在します。そのなかでももっとも大きいものがこの「琴浦洞窟」。洞窟の内部ではなく、周辺が青く輝く洞窟はシーカヤックやモーターボートでの見学が可能です。
もっとも青くなる時間帯はお昼ごろ、ちょうど太陽が真上にある時間帯なんだとか。せっかくならこの時間帯の琴浦洞窟が見られるよう、時間を調整して訪れましょう。
シーカヤック、モーターボートともに近くのダイビングセンターか観光汽船会社で予約が可能です。
- 琴浦洞窟
- 新潟県佐渡市琴浦
4.昔話気分を味わえる「たらい船体験」
同じく小木港の近くでできる、佐渡島ならではなのが「たらい船体験」です。もともとこの辺りの入り組んだ入江で漁をするために考案されたたらい船、女性の船頭さんがこぐ丸い桶のような船は旅の雰囲気を盛り上げてくれます。
最大3名まで乗れるので、ゆっくりと青い海の上を進む景色は風情満点。見ているだけでも楽しめます。
5.「宿根木」でタイムスリップ体験
小木港周辺は、船大工の多く住む町として大きく栄えていました。この町並みをいまも残すのが小木海岸の入江にある集落「宿根木(しゅくねぎ)」エリアです。密集して造られた民家と迷路のような細い路地、映画のセットのような風景のなかで街歩きが楽しめます。
博物館や一般公開されている民家など、見学できる場所は盛りだくさん。宿根木をのんびり歩いて、タイムスリップのような体験を楽しみましょう。
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