友人や家族、同僚や恋人など、多彩な相手と気軽に居心地の良い時間を過ごすことができる「居酒屋」。数えきれないほどのお店やブランドが展開されていますが、なかでも日本全国で人気を誇る「居酒屋チェーン」は外せない存在です。
お手ごろ価格のみならず、その味や素材、調理法まで、それぞれのユニークな個性が光る居酒屋チェーンですが、果たしてどのお店がより大きな人気を獲得しているのでしょうか。
この度、gooランキングが「一番好きな居酒屋チェーンランキング」を発表しましたので、早速ご紹介していきます。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
コスパ抜群!一番好きな居酒屋チェーンランキング
第10位 村さ来
10位にランクインしたのは、1973年に1号店が誕生した老舗居酒屋チェーン「村さ来」。ブレイク後は「つぼ八」「養老乃瀧」と共に「居酒屋御三家」と呼ばれ、破竹の勢いで全国を席巻。現在も「古き良き居酒屋」として愛されています。
人気を牽引したのは、開店当時に考案された甘いシロップで割る酎ハイ。炭酸割りが一般的だった焼酎をカクテルのような一品にし、80年代には若者を中心に驚異的な支持を獲得。「酎ハイの元祖」といわれる存在へと昇り詰めました。
40年を超える歴史を重ねたいまも変わらず手ごろな値段をキープしている酎ハイはもちろんのこと、バリエーション豊富なグランドメニューには年2回も変更を行うなど新鮮さをキープ。居酒屋チェーンといえば必ず名前が挙がるお店が、安定の10位となりました。
第7位 塚田農場
同点で7位を獲得したのは、絶品の鶏料理を主役に首都圏で強い人気を持つ「塚田農場」でした。2007年に1号店をオープンして以来、「生販直結」という独自のモデルで、100%提携農家が育んだ地鶏を使用したメニューを堪能することができます。
宮崎県のみやざき地頭鶏、鹿児島県の黒さつま鶏、北海道の新得地鶏などの品種毎に4つの別ブランドを展開し、炭火による焼き上げなどのこだわり抜いた料理たちは、「居酒屋チェーン」と聞いて想像する味わいを超えたもの。
接客時にスタッフが自由に行う個性豊かなサービス「ジャブ」や、来店毎に「主任」「課長」「部長」と昇進できる「名刺システム」、料理プレートにチョコレートやマヨネーズでメッセージを描いてくれるサービスなど、心をくすぐる演出の数々も大人気です。
第7位 養老乃瀧
1938年、大衆食堂「富士食堂」としてオープンした「養老乃瀧」。長野県松本市から県内に大きく展開を行い、さらなる成長のために神奈川県横浜市へ進出。1956年に「養老乃滝」として、第1号店が誕生しました。
親孝行にまつわる伝承を持つ岐阜県養老町の「養老の滝」から名付けられ、多岐に渡る食堂のメニューをシンプルに統一した居酒屋スタイルで一気にチェーンを拡大。強豪揃いの居酒屋チェーンの中で、現在でも老舗の強さを発揮しています。
なかでも、1977年にランチタイム限定として登場した「養老牛丼」は、かの「吉野家」と競うほどの人気となり、2017年からは正式にグランドメニューに追加されるほど。「サッポロ生ビール 黒ラベル」と提携したオリジナルの「養老ビール」も定番人気を獲得しています。
第7位 白木屋
多数の居酒屋ブランドを展開する「モンテローザ」により、1983年に東京・中野で誕生した「白木屋」。90年代には同社が「居酒屋新御三家」と呼ばれるまでに成長し、その看板ブランドとして君臨しています。
その魅力は、なんといってもリーズナブルな価格。メニュー数も豊富で、看板料理の「鶏なんこつの唐揚げ」は、いまやどの居酒屋や惣菜店でも定番の一品に。他にも「たこわさ」の元祖でもあり、居酒屋メニューの土台を築き上げたといっても過言ではない存在です。
照明を暖かみのあるカラーにした居心地の良さもポイント。ロープライス学生から社会人、家族連れまで気楽に立ち寄れる駅前の居酒屋として、押しも押されぬ地位を築き上げています。
第6位 串カツ田中
大阪を代表する食文化の「串かつ」を主役に、2008年に東京・世田谷に第1号店をオープンした「串カツ田中」。亡き父の秘伝レシピを副社長の田中洋江氏が受け継いで創業。東京に串カツ文化が広がるきっかけを作り出しました。
脂や衣など具材の揚げ方へのこだわりはもちろん、味に直結するソースもオリジナルで配合されたもの。まさに伝統の味を守り抜き、チェーン展開であっても変わらない味わいをキープしています。
どの串も、オーダーの後に衣をつけるステップから作られているためアツアツの揚げ立て。串やキャベツの「二度づけ禁止」など、串カツにおける定番の掟もしっかりと提示され、衛生面も安心。ボリューム満点の串を心ゆくまで堪能することができます。
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