日本はまだ「スゴい」のか?外国人に好き嫌いを聞いてみた【ランキング】

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実は台湾でも日本のカレーが一般的!?

スリランカのカレー。image by:Shutterstock.com

いままではカレーといえば、とろみのある「日本のカレー」やバターチキンカレーで有名な「北インドカレー」が親しまれていました。

しかしここ数年、日本では比較的さらっとした「南インドカレー」や油を使わない「スリランカカレー」など、スパイスをたくさん使ったカレーが人気を集めています。そんな各国の特色がわかりやすく反映されるカレーですが、台湾では日本風のカレーが一般的なのだとか。

台湾で主に親しまれているのは、いわずと知れたとろみのあるカレー。現地にはインドカレー店もあるそうですが、一般的にカレーといわれて思い浮かべるのは、あの日本のカレーライスなのだとか。

この日本のカレーは台湾では「日式カレー」と呼ばれており、現地のスーパーマーケットにはバーモントカレーなどのルーも販売されているそう。

それもそのはず、台湾では自宅で日式カレーを食べることも多く、自炊したカレーライスは見た目が日本のカレーにとてもそっくり。

台湾のカレー。image by:Shutterstock.com

実際に写真を見てみると、かなり日本のカレーと似ていることがわかりますね。ジャガイモ、ニンジン、お肉など具材もほぼ大差ありません。

そんな台湾の日式カレーは、日本人にお馴染みの「夜市」でも販売されています。夜市ではカレーを売っている屋台もあり、「カレー飯(口に加、口に厘)」と書かれた看板を見かけることも珍しくありません。

その夜市のカレーにはなんとグリーンピースがはいっているのだとか。日本ではあまり見かけることはありませんが、ミックスベジタブルをカレーにいれたような感じ。

そして具材には鶏肉や豚肉のフライがのせられており、味付けはどちらかというとさっぱり。スープカレーに近いものだったそう。

台湾のカレー。image by:Shutterstock.com

また、台湾では夜市だけでなく、学校給食でもカレーライスが提供されるとのこと。

ただし、今回お話を伺った台湾出身のかたによると「学生のころは給食でカレーライスが出てくることもありましたが、まぁ…給食のカレーはあまり美味しくはなかったですね…(笑)」とのこと。

アレンジしやすいカレーだからこそ、好みの違いがでてくるのかもしれないですね。

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