移動の手段である「電車」ですが、電車自体を目的とした旅も素敵ですよね。電車愛好家の方々でなくとも、ぜひ乗ってみたい!と思う素敵な列車が、西武 旅するレストラン「52席の至福」です!
その名の通り電車の中に作られたレストランが主役の観光列車で、近年大人気。今回は、気軽に旅行気分を味わえる同列車の魅力をご紹介していきます。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
西武 旅するレストラン 「52席の至福」とは?
2016年に運行が始まった、西武 旅するレストラン「52席の至福」。運行以来、たいへんな人気を集めている観光列車です。
運行している区間は池袋〜西武秩父駅間、西武新宿〜西武秩父駅間、西武新宿〜本川越駅間などで、週末が中心の一日1本のみ。池袋駅を利用する方であれば、薄い水色の列車を目撃したこともあるかもしれませんね。
その名の通り52席しかない4両編成の電車の中で、フルコース料理がいただけます。乗車のみのチケットは販売されておらず、すべてが食事とセット。「乗り鉄」「撮り鉄」に続く「食べ鉄」といっても過言ではない観光列車です。
コースは「ブランチ」と「ディナー」の2つ!
主に秩父へと向かうブランチコースと、秩父を出発し東京へと向かうディナーコースの2つのコースがあります。
ブランチコースの場合は午前中に東京を出発、旅するレストランで素敵な時間を過ごした後に秩父を観光するという一日がおすすめ。帰りは西武秩父駅から特急ラビューで東京を目指します。
ディナーコースの場合は秩父観光を一日楽しんだ後、夕方に旅するレストランに乗車。旅行の締めくくりに電車の中でフルコース料理をいただく贅沢でゴージャスな体験ができます。
参加は2名からが基本!
いずれのコースも基本的には2名からの申込みとなっています。旅行会社などを通すと1名で利用できるツアーがある場合もあるので、お一人さまの方は旅行会社のパッケージツアーをチェックしましょう。
ブランチコースは2名で2万円(1名1万円)、ディナーコースは2名で3万円(1名1万5,000円)。フルコースと乗車代金でこの価格帯ならお得ですよね。
大人気となっている観光列車なので予約は必須。2カ月前には予約が埋まってしまうことが多いので、記念日など特別な日に利用をしたい場合は予約開始日をチェックしておくことをお忘れなく!
予約を済ませ、乗車日が近づくとチケットや予約日程表などが自宅に届きます。旅するレストランのパンフレットはもちろん、秩父の観光ガイドなども一緒になっているので、旅の気持ちが高まりますよね。
秩父のガイドブックを広げて到着した後の過ごし方や行きたい名所など、事前に確認しておきましょう。
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