男性のシンボルにジャガイモまで!?世界にあるユニークな「博物館」5選


男性器博物館/アイスランド

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最初は「アイスランド男性器博物館(Icelandic Phallological Museum)」という博物館。「Phallological」とはかなり難しい英単語ですよね。大学入試で覚えた受験単語のレベルをはるかに超えている印象です。

これは「phallology」の形容詞系で、辞書によると「The scientific study of the penis」とあります。要するに、男性のシンボルに関する科学的な研究を意味する言葉なのですね。

人間に限らず、さまざまなほ乳類のシンボルの標本を収蔵した、恐らく世界でも唯一と考えられているユニークな場所です。

男性器学は古い学問ながら、アイスランドでも長らく注目されてきませんでした。しかし、同博物館の影響もあって、男性器学を個人でも深められるようになったみたいですね。

収蔵されるシンボルの標本は215点を超えます。アイスランドにおける水陸両方のたいていの生物に関する部分、もしくはシンボルに関連する人体組織が鑑賞できます。

例えば、クジラだけで見ても、17種の異なるオスのクジラから採取された56の生殖器が展示されています。

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ホッキョクグマ、アザラシ、セイウチなどの生殖器も展示されていて、かなりの充実度を誇っているのだとか。

開館は1997年の夏。しかし、創立者が個人的に1974年からコレクションを始め、開館後もコレクションを充実させていったみたいですね。

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