夏しか見られない、一年に一度だけの絶景「三国花火大会」と「永平寺大燈籠ながし」

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自然が豊かで食事も美味しい福井県。「東尋坊」や「福井県立恐竜博物館」、「エンゼルランドふくい」など一度は訪れてみたいスポットに加え、夏になると美しい海を求めて全国から観光客が集まる人気の高い県です。

そんな福井県の夏の風物詩として名高いのが2022年で40回目を数える「三国花火大会」と「永平寺大燈籠ながし」。今回は日本の夏を満喫できる素敵な2つのイベントに迫ってみましょう。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

約1万発の花火が咲く「三国花火大会」

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8月のはじめ、福井県坂井市のビーチで行われるのが「三国花火大会」です。約22万人が訪れるほど大人気の巨大花火大会ですが、2020年から2年間は中止とされていました。

2022年は3年ぶりに開催されることが決定しています!2022年の開催日は8月11日(木・祝)。今年は40回目の節目となります。

三国花火大会で打ち上げられる花火は、なんと約1万発と北陸地方で最大級の花火大会です。その歴史はとても長く、戦前から開催されている由緒ある花火大会。まさに福井の夏を彩る重要なイベントなのですね。

絶景の「水中花火」は見逃せない!

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三国花火大会の名物といえば「水中花火」です。通常の花火は夜空へと打ち上げるもので、丸い形が当然ですよね。しかし三国花火大会には、水中に花火を投げ入れる「水中花火」が存在しています。

水中花火の特徴は、美しい半円を描く花火が見られること。点火した花火を花火師の方が水中に投げ込むことで、上半分だけが打ち上がりまるで孔雀の羽のような形の花火が形作られます。

また、空に打ち上げるよりも客席からの距離が近いため迫力も満点。ドーンという音と共に水面に半円の花火が浮かぶ不思議な水中花火が楽しめます。

ゆったり見るには有料席がおすすめ

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過去には約22万人もの人が訪れた同花火大会。3年ぶりの開催とあって、今年はさらに混雑することが予想されます。お祭りと混雑は切り離せませんが、せっかく訪れたのなら花火は落ち着いてみたいですよね。


そんな方におすすめなのが有料席です。三国花火大会では「三国サンセットビーチエリア」「九頭竜川ボートパーク会場」「米ケ脇区道観覧席」と3つの会場で有料席が設けられています。

価格は一人2,500円~1万2,000円の間で幅広く用意されており、見え方によって値段が異なります。

1万2,000円の「米ケ脇区道観覧席」は、目の前がすぐ海で、遮るものは何もありません。年に一度の花火大会ですので、奮発して有料席もおすすめですよ。

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