日本では、ごく普通に行われていることのなかには、海外ではやってはいけない行為もあります。例えば、タイをはじめとしたアジアの一部地域では「他人の頭に触れることがタブー」とされていたり、モンゴルでは「帽子に触ることすらNG」とされていることも。
そこで今回は、日本人が「それダメだったんだ?」と思ってしまうような海外でのNG行動をいくつかご紹介していきます。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
「小銭」をたくさん使うのはダメ?
自動販売機でドリンクを購入するときや、お賽銭を入れるときなど、さまざまなシーンで活用されている小銭たち。
ここ数年の日本ではキャッシュレス化が進み、お金を触る機会が少し減ってきたかもしれませんが、まだまだ外出時にお財布の中にある小銭たちは欠かせない存在です。
そんな日本では、特になんの問題もなく使用できる小銭ですが、カナダではお買い物の際に注意が必要。なんとカナダでは小銭をたくさん使ってお買い物をすることが、法律で禁止されているのです。
その詳細は、10ドル以上の支払いをするとき、硬貨(小銭)だけの支払いをお店側が拒否できる権利があるのだとか。
実は日本でも同一硬貨での支払いは1種類につき20枚までと法律で定められているため、それ以上の場合はお店が受け取り拒否できます。(参考:独立行政法人国民生活センター)
とはいえ、あまりにも大量の小銭ではない限り、日本のお店では受け取ってくれることが多いよう。普段あまり意識していないことだからこそ、海外でいざ支払いのときに拒否されてしまうと、ちょっとビックリしてしまいますよね。
旅行先で「余った硬貨をまとめて使いたい!」と思うことがありますが、カナダでは注意したほうがいいでしょう。
もしも硬貨しかなくて、たくさんの小銭を使わざるを得ないときは、あらかじめ事前に店員さんに聞いた方が無難かもしれませんね。
また、たくさんの小銭だけでなく、カナダの一部地域では100ドル札の使用を拒否されるケースもあるそう。お店によっては「20ドル以下の紙幣で支払ってください」といわれることもあるみたいです。
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