世界各地には、まるでこの世のものではないような絶景スポットが数多く存在します。普段の日常では見られない景色は、一生に一度は体験してみたいもの。
そんななかでも人気を誇る名所のひとつがボリビアの「ウユニ塩湖」。一面が鏡のように映るあの絶景は、実際に訪れて目に焼き付けておきたいですよね。そこで今回は、ウユニ塩湖に行くなら知っておくべき詳細をご紹介します。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
ボリビアの「ウユニ塩湖」でできること
ウユニの標高は3,660m、ウユニ塩湖はそれよりも少し高い場所にあります(最高地点は富士山よりも少し低い標高3,760m)。
塩湖は数百年前にアンデス山脈が隆起した際に、海底が海水ごと持ち上げられ、取り残されたものです。海水が干上がるに従って、水分の中の塩が固まり、塩湖に。
流入河川がないウユニ塩湖は、乾季になると一面が真っ白な塩に覆われます。塩湖の大きさは、100km×120kmで面積は1万2,000平方キロメートル。約20億トンの塩がウユニ塩湖にあります。
訪れるのに最適の時期は?
日本人に人気なのが雨季(11月~3月)の鏡張りの状態ですが、乾季は乾季で塩に覆われた白い塩湖を楽しむことができます。
著者は3月で雨季が終わり、乾季が始まる4月に訪れましたが、水が溜まっているところもあり、双方楽しむことができました。
おすすめの鑑賞時間
ウユニ塩湖観光のおすすめ時間としては、日の出(朝日)、昼間、日の入り(夕日)、夜空(夜7時〜10時にかけてよりも、深夜3時~6時が特におすすめ)すべて見ること。余裕があれば、湖畔の塩のホテルに宿泊もよいでしょう。
人気の「特殊撮影」や「夜空の撮影」について
前述した日本人に特化した旅行会社では遠近法を使用した特殊撮影により、巨人や小人になったような写真を撮ることができます。
夜間の星空撮影にはF値が1.8-2.8のレンズ、一眼レフカメラかミラーレスカメラで撮影すると綺麗な星空写真を撮ることができます。
注意:高山病に関して
ウユニ塩湖は富士山の山頂とほぼ同じ標高3,700m付近になり、日本から長距離で移動してきた場合、頭痛や吐き気、嘔吐や目眩などの高山病にかかる人は多いです。
高山病にかからないためには、日本出国前に高山病の薬を病院で処方してもらい、出国前から服用すること。到着してしばらくは、無理をせずに休むことや、極力飲酒は避けることです。
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