日本最低気温マイナス41度を体験!?不思議な氷の世界「北海道アイスパビリオン」

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ヒヤッとするほど美しい、氷の世界を体験できる場所が北海道上川町にあることをご存じですか?その名も「北海道アイスパビリオン」です。

同所は一年中冬の寒さを体験できる施設で、大人も子どもも楽しめるので家族旅行にもぴったり。なんと記録に残る日本最低気温マイナス41度を体験できるエリアも!氷と雪の世界へ出かけてみましょう。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

北海道アイスパビリオンとは?

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北海道の中央より少し北に登ったところに位置する上川町。落ち着いた雰囲気の北の町を代表する観光施設が「北海道アイスパビリオン」です。

同所は、北海道の冬の寒さをいつ訪れても体験できる氷と雪のパビリオン。氷点下の世界を体験できることに加え、25年をかけて作られた氷の彫刻や巨大なつららが見られるほか、アイススライダー体験などもできる大人も子どもも楽しめる施設です。

「マイナスの世界を体験!」と聞くと、大人の皆さんはその昔よく遊園地にあったアトラクションを思い出す方も多いのではないでしょうか?懐かしいレトロなアトラクションの中に、寒さ体験ができるものがありましたよね。

ちなみに日本での最低気温は、明治時代に旭川で記録されたマイナス41度です。関東地方に住んでいるとマイナス10度でも異世界に思えますから、マイナス41度なんて一体どんな世界なのか、想像もできません。

そんな何もかもがあっという間に凍るマイナス41度の世界も体験可能。冷たいエリアに入場する前の入り口で、手袋やコートの貸出もあるので、しっかり防寒をして寒さ体験に出かけましょう。

マイナス20度の「アイスホール」へ

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さあ氷の世界へ!受付では館長さんが自ら施設の歴史についてのおもしろい解説も。施設内にある大きな氷の壁や天井にぶら下がる巨大なつららがどのようにしてできたのか、氷のスライダーについてなどなんでも話してくださいますよ。

お子さま連れや希望する人には寒さで色が現れる塗り絵のプレゼントもあるそう。体験の証明書として、かわいい雪だるまのシールもいただけます。


受付を済ませ準備を整えたら、イルミネーションの輝く館内を進んで行きましょう。

館内は鏡張りの通路があったり、薄暗い照明の階段があったりと不思議な雰囲気。雪だるまがひょっこりのぞく階段の先に、マイナス20度の世界が広がります。

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厚手のコートを着用し、分厚い手袋をしていても冷気を感じるマイナス20度の世界。アイスホールへの通路は氷の冷気が目で見えるほど!巨大な冷凍庫のような状態です。

そこに広がるのは、長い年月をかけて作られた大きな氷壁やつらら、かまくらにアイススライダー!なんと25年をかけていまの形になったそうです。

なかなか体験する機会のないマイナス20度の世界。極寒ならではの体験にチャレンジしてみましょう!入口で渡されるタオルは、このときのためにあります。

タオルをぐるぐる回してみると…あっという間にカチコチに!また、テレビなどでよく見るバナナで釘打ち体験や、凍ることで割れないシャボン玉体験などもできるので、ぜひ試してみてくださいね。

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