韓国人が「日本に住んでよかった!」と感じた、意外な理由

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自分がいま住んでいる場所は、良いところもあれば、ちょっと物足りないと感じるところもあるもの。筆者は地方から上京して20年以上経ちます(マジでもうそんな経った?)が、「地元のこういうところが良かったな」と思うときがあります。

とはいっても、いま住んでいる場所は自分の理想を考慮した上で選んだ場所なので、個人的にはとても大好きな第二の地元のような感じです。皆さんはいかがですか?

そんな上京移住を経験したことのある人なら、少なくとも住み慣れた場所と比べてしまうシーンがあるのではないでしょうか。もちろん人それぞれ求める環境は異なります。

自然に触れたいから緑豊かな場所に住んだり、都会が好きだから栄えている場所を選んだり、その土地によって良い面もあれば良くないと思う面もあるもの。

そこで今回は、日本に移住を経験したことのある韓国出身者に「日本に住んでよかった」と思ったことについてお話しを伺ってみました。母国のいいところもあるけれど、来日して感じた日本の魅力を深掘りしていきましょう。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

韓国の引越し業者は早いけど…ちょっと雑かも?

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まずは、上京者や移住者が必ずといっていいほど経験する「引っ越し」について。引っ越しといえば、専門業者に依頼することも珍しくありませんが、韓国出身者によると日本と韓国の「引っ越し業者」を比較して感じたカルチャーショックがあったそう。

「韓国の引っ越しやリフォームの専門業者は、仕事がとてもスピーディです。私たち(依頼側)の時間も短縮されるので、仕事をしていても助かるのが嬉しいです。でもその反面、仕事が雑でトラブルも多いのは事実なんですが…(笑)スピーディだから許してますけど、圧倒的に日本の方が丁寧だと感じます」(40代・女性)

「韓国の引越し業者はとにかく早い!だから日本の引越し業者がゆっくり感じて、最初は不安でした。でも韓国の業者と違ってとっても丁寧!日本人のみなさん、硬い荷物を新居のフローリングに放り投げられたことありますか?私は韓国であります(笑)日本で引越しするなら、新居に傷がつかない。これは素晴らしい!」(40代・女性)

韓国と日本の引っ越し事情はかなり異なります。例えば、韓国の引っ越しでは、窓からはしご車で荷物を運び出すのが一般的。高層住宅でもスムーズに荷物が運び出せるので、スピーディに作業を終わらせることができるのです。


そのスピーディな作業を体感しながらも、丁寧さに関しては日本とは違い、韓国の引っ越し業者は土足が当たり前なのだそう。日本では引っ越し業者によって靴下を交換する場合もありますが、その様子を見てかなり驚いたと教えてくれました。

礼儀正しく愛想がいい、だから日本は心地がいい

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韓国人だけでなく、外国人の皆さんが日本に訪れると、「なぜ日本人はそんなに会釈をするの?」と不思議がられることがあります。

日本人にとっては自然なことでも、外国人からすれば驚きのできごと。同様に日本を出てこそ、「あいさつ文化」の良さがみえてくるようです。

「日本のビジネスシーンにおいて、すれ違うときなどの会釈で、印象がよくなったりすることに気づきました。絶対にしなくてはいけないことではないけど、だからこそしてくれる人の印象が残りますよね」(50代・男性)

「上司や目上の人に対して、礼儀正しく低姿勢なところが日本人の良さだと思います。学生時代から、部活とかバイトとか上下関係厳しい環境で過ごすことにも意味があると感じました」(20代・女性)

韓国に帰ると「他人感」が恋しくなる

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もちろん韓国人も「礼儀」を大切にしています。韓国には「儒教」の教えに基づき、礼儀に厳しく上下関係を重んじる文化があり、どのような場面でも目上の人を敬い、細かい配慮が必要と考えられているそうです。

「韓国は儒教文化の影響が大きく、どんなときでも相手が自分より年上か年下かを意識して行動していますね。年上のこっちが『そんなに肩肘張らなくてもいいよ!』といっても崩さないです。なので日本人のほうが打ち解けられるんですよね。韓国の素晴らしい文化だとは思いますが、そんなに気にしなくていいと思うし、日本に慣れているとちょっと寂しいですね」(50代・男性)

「韓国人は急に話しかけてきたり、距離が近かったりすることが当たり前です。日本人ははじめすごく困惑するかもしれないです。その反面、日本人はパーソナルスペースが広いといわれるけど、ちょうどいいと思います。韓国に帰って疲れが溜まると、日本の他人感が恋しくなることがありますね」(20代・女性)

礼儀はもちろん、礼節を重んじるところが大切ですね。目上の人には一線を置くも、友だち同士なら話は別。「近すぎない?」と思うほどの距離で会話するのが、普通の光景なのだそうです。

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