韓国人が「日本に住んでよかった!」と感じた、意外な理由
お風呂にバスタブがあるのが最高!
国によっては住まいの設備も変わりますが、そんななかで多く集まったのは「バスルームにバスタブがほしい」との意見も。韓国の入浴はシャワーで済ませることが一般的なため、自宅のバスルームにバスタブが設置されことはあまりないのだそう。
湯船に浸かりたいときは、日本でいうスーパー銭湯のような施設、「チムジルバン」でくつろぐそうですよ。
「韓国でもたまにバスタブ付きの物件がありますが、そのような設備がそろっている家は家賃が高いです。だから住むのは難しい…。日本で湯船に浸かったら『これだ〜!!』と思いましたね」(20代・女性)
「日本はほとんどの物件に浴槽があるところが羨ましいです。しかも自動で給湯してくれたり、追い焚き機能があったり、ほんとに便利だと思います。韓国はユニットバスがほとんどなので。物件によっては脱衣所がなかったり、洗濯機置場が離れていたりと、不便な間取りも珍しくないです。日本の物件は生活動線を意識した効率的な間取りなんですね」(20代・女性)
日本の物件は質がいいから大好き!
多機能性の便利さを知ってしまうと、なかったときに不便と感じてしまうのはしかたのないことですね。さらに韓国では不動産価格の高騰が続いており、家賃を払うのが厳しくなったなんて声も。
「最近、ソウル近郊の家賃が倍くらいに値上がりしました。もはや日本のほうが家賃が安いかもしれません。日本ならシャワーブースのみだと家賃が安かったりしますけど。こっちはそれが当たり前だから。家賃も変わらない…」(30代・女性)
「韓国は家賃はそれほど安くない上に、手抜き工事で欠陥住宅が多いのも残念ポイント。まあ、日本の企業が建てた物件と比べたら質が落ちるのは仕方がないかもしれません。皆、それをわかってるから『こんなもんかぁ』と慣れるしかないですね(笑)」(40代・女性)
このように日本と韓国ではちょっとした違いがありながら、訪日外国人にとっては日本が住みやすいと感じることも多いようですね。もちろんお互いの国だからこそ良い面もたくさんあるはず。それはまだまだ私たちが知らないだけかもしれません。
今後もいろんな国の良さを見つけていきながら、その国ならではの文化に触れていきたいですね。
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