地球最後の日に備えた場所も。エリア51だけじゃない、世界の「立入禁止」スポット

アメリカには「エリア51」という地区があって、その周辺は入ってはいけないということをご存じですか?ネバダ州に位置するエリア51は、空軍基地の管理区域で敷地内は「立入禁止」で、厳重に警備されており、部外者は決して入ることはできません。

この手の話を聞いたことがある人も少なくないはず。では、世界にはほかにエリア51のような立ち入りが禁じられている世界のスポットはあるのでしょうか?

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

コカ・コーラの地下倉庫/アメリカ

image by:Tricky_Shark/Shutterstock.com

清涼飲料水の「コカ・コーラ」を飲みますか?大人になってからはなかなか飲まなくなった筆者としては「皆も同じ感じだろう」と思い込んでいたのですが、年齢別の購買傾向を調べた民間の調査によると、どうやら15歳から69歳まで性別に関係なく、最も購入されている炭酸飲料は「コカ・コーラ」だとされています。

そもそも、炭酸飲料そのものを飲まない人が日本人消費者の5割ほどいるとの調査もありますが、そんな人でも「コカ・コーラ」の存在は間違いなく知っているはずです。

そんな「コカ・コーラ」、どのような原材料でできていると思いますか?百科事典にも掲載されていて、その原料に対する言及も見られます。

<コーラ・ナッツ(コーラノキの種子)を主原料とする>(小学館『日本大百科全書』より引用)

<コカの葉から抽出したコカインとコーラノキの実(コーラナッツ)から抽出したカフェインが豊富な抽出物をもとにしたもの>(『ブリタニカ国際大百科事典』より引用)

<コカノキの葉(コカインは除去)とコーラの種子の抽出液を主原料>(平凡社『マイペディア』より引用)

image by:Marco Correa, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

しかし、原液製造法については、トレード・シークレット戦略秘伝にされており、原液のレシピに関してはジョージア州アトランタにあるコカ・コーラ本社の企業博物館「ワールド・オブ・コカ・コーラ」内の地下金庫に保管されています。

もちろん、その金庫内にアクセスできる人間は限られていて、どのような人がアクセスできるかについても明らかにされていないみたいです。

金庫に保管される前は、ニューヨークのある銀行で保管され、次いでアトランタの信用金庫に移り、現在地に落ち着いた経緯があるみたいですね。


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