「礼儀正しくてシャイ、穏やかな性格の人が多い国といえば？」と質問を投げかけた場合、「日本」を想像する人もいるのではないでしょうか。
もちろん全員がそのような性格とは限りませんが、国民性として考えると、その傾向がある人が多いかもしれないですね。そして、そんな人たちが集まる国は、実は日本だけではありませんでした。
今回、複数名のイギリス出身者にお話しを伺ってみると、日本人とイギリス人の意外な共通点が見えてきたのす。さっそく、現地の声とともに紹介していきます。
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日本人とイギリス人は、よく謝る？
実は、日本人と共通点が多いといわれている「イギリス人」。日本とイギリスの共通点といえば、まずどちらも島国であることがあげられます。そして自動車などを運転するとき、道路はどちらも左側通行です。
ほかにも意外な共通点がたくさん。例えば、日本人は謝罪するとき以外にも、枕詞のように「すみません」といいますが、イギリス人も同じように「Sorry」をよく使います。
ほかにも、他人との距離感を意識して接したり、物事をオブラートに包んで伝えがちなところも、イギリス人と日本人の共通点としてあげられるでしょう。
でも、日本人は溜め込みすぎ
もしかするとイギリス人と日本人は似ているところが多いからこそ「恋愛面」では相性抜群かもしれない…と思いきや、実際に付き合ってみると、ほかのカップルと同じように問題はつきもののようです。
「日本人の彼女が、思った以上に自分の意見をいわないことにびっくりしました。不満がないから意見をいわないのかと思ったけど、実は我慢したり、溜め込んだりしていることを知ったとき、察することができませんでした。
彼女と付き合っていけるのか、自分でいいのか不安になったこともありましたね。もちろんいまはお互い意見をいうようになりましたし、相手にも慣れたので問題はありません」（イギリス出身・男性）
不器用で勘違いされやすい一面は似ている？
相手の性格にもよりますが、お付き合いをしていく上で双方が我慢してしまうのは考えものですね。そんな人付き合いにおいて、少し不器用な一面を持つ日本人とイギリス人。
相手に対して悪気がなくても冷たい反応をしてしまったり、仲良くなるまでに時間がかかってしまうというのも「あるある」のようです。
「日本に来たときに驚いたのが、日本人も意外と冷たいということ。イギリス人も冷たいといわれることがありますが、日本人はそれよりもっと優しくて気遣いができるというイメージだったで。
街中で老人が転んだときに助けてあげなかったり、電車で赤ちゃんが泣いているときに舌打ちする人がいたりするのは驚きました。でもこれは個人の問題で、イギリスと変わりませんね」（イギリス出身・女性）
「海外旅行にいくとよく思うのが、外国でのイギリスのイメージは『紳士』だということ。でも私が知る限り、イギリス人はシャイで頑固だし、他人とは距離があります。ちょっと不器用です。
みんなが思うような紳士的なふるまいはあまりできません。冷たいとも言われるけど、周りのヨーロッパの国々が明るすぎるせいだと思います。フランスと間違えてるんじゃないか？
日本人も温和で優しいというイメージですが、接してみるとシャイだし、少しそっけない。でもそこがイギリス人に似ていて、親近感があります」（イギリス出身・男性）
実際、心のなかでは心配していても、いざというときに勇気が出ない人は多いかもしれません。思いやりを持って一歩踏み出す勇気がほしいところですね。
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