「日本人は英語が喋れない」と言われて久しいですが、それは遠い昔の話かもしれません。
先日、新宿の「ゴールデン街」にて金曜日の夜を楽しんだ筆者が訪れたバーの店内は外国人ばかりで、ビジネスレベルの難しい会話までとはいかなくても、店員さんも英語で接客を行なっていました。もちろんそれは観光地だから垣間見える特色でもあります。
しかしながら、一概に「日本人=英語が話せない」とはいえなくなっているのも事実ではないでしょうか。
実際に、アメリカ出身の皆さんにお話しを伺ってみたところ、「英語を話してくれる日本人が増えた気がする」という声が聞こえてきました。
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以前より、英語を話せる日本人が増えた?
「日本は、私たちにとって魅力的な国だと思います。文化や歴史だけではなく、自然やアートやファッションなども楽しめますし、親切でフレンドリーな人が多い。あと、言葉の壁を感じなかったことがとても助かりました。また日本に行きたいと思っています。友人にもおすすめしたいです」
「日本人の親切さと礼儀正しさが思い出に残っています。私たちは英語しか話せないのですが、道に迷ったときや困ったときに助けてくれる人がたくさんいました。ホテルのコンシェルジュや飲食店のスタッフもとても丁寧に対応してくれました」
「前回は3〜4年前に日本へ行きました。でもそのときより今回の方が、英語を話してくれる若い人が増えたように思います。とても楽しかったです!」
「日本では基本的に、どのお店でも接客が親切で、改めてサービスの質の高さに驚きました。アメリカでは、接客が悪い店員は普通にいますし、むしろ不快になることも多くあります。それに対してチップを払うってなると、正直バカバカしと感じるんですよね(笑)」
世界から観光都市としてコロナ禍以前から人気を集めるニッポン。言葉の壁を感じながらも観光を楽しんでいる外国人もいましたが、2023年になって、より一層、洗練された接客が増えてきているのでしょうか。
その土地をもっと楽しんでもらうためにも、外国人や日本人といった人種の垣根を超えて、「親切で丁寧な対応」という日本ならではの良さを保ちながら、進化し続けている人たちが多いのかもしれませんね。
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