栃木県の人気観光名所に必ず名前があげられる「那須どうぶつ王国」。訪れた誰もが「おすすめ!」「行った方がよい」と口をそろえる大人気のテーマパークは動物たちとの触れ合いはもちろん、驚き連続のショー、トレッキング気分での散策、ファームに温泉と一日では足りないくらい楽しめる場所です。今回は那須どうぶつ王国の魅力と見どころをご紹介します!
約600種類の動物が暮らす「那須どうぶつ王国」
「那須どうぶつ王国」は栃木県那須郡那須町にあるテーマパークです。那須郡は豊かな自然を利用したリゾート開発が進んでおり、近隣にはマウントジーンズ那須や那須サファリパーク、フラワーパーク、那須平成の森など多くのテーマパークが点在している栃木県きっての観光地。その中でも那須どうぶつ王国は比較的新しい施設で、1998年にオープンしました。
東京ドームの約10倍の広さを持つ敷地内には、約600種類もの動物たちが暮らしています。この広さは国内の動物園でも、なかなかありませんよね。
動物たちを見て回るだけでなくパフォーマンスが上演されていたり、エサやり体験、ラクダライドなどの体験型のイベントも多く用意されています。
園内は2つのエリアに分かれている
広大な敷地を持つ那須どうぶつ王国は、大きく分けて2つのエリアに分けられています。たくさんの動物たちと会える「王国タウン」と、那須の自然の中で動物たちのショーが楽しめる「王国ファーム」がメインとなっており、どちらも1枚のチケットで楽しめます。
東京ドーム10個分の敷地を分け合う山の高原の王国タウンと裾野にある王国ファームの間は無料で行き来ができる「ワンニャンバス」があるので、小さな子どもを連れていても暑い夏や寒さの厳しい冬でも安心です。
ワンニャンバスはヒョウやワンちゃんなどの顔のついた特別なバス!走っている姿を見かけると思わず声をあげてしまうかわいさです。王国ファームは冬の間(※2024年12月20日〜2025年2月24日)はお休みとなっているので注意しましょう。
まずは王国タウンで動物を観察!
那須どうぶつ王国に到着したら、まずは入り口でショーの時間をチェック。ショーを見逃してしまっては那須どうぶつ王国の魅力が半減してしまいます。ショーまで時間があるようなら、まずは王国タウンでさまざまな動物たちとの出会いを楽しみましょう。
王国タウンは展示が屋根付きの通路で繋がっているので天気に関係なく楽しめます。雨の日でも楽しめる動物園なんて珍しいですよね。広い王国タウンの見どころを押さえていきましょう。
日本ではここだけでしか会えないホッキョクオオカミ
王国タウンの最初に現れるのが「北アメリカゾーン オオカミの丘」です。
北米に生息する真っ白なホッキョクオオカミは、日本で唯一那須どうぶつ王国でのみ飼育されています。白く美しい毛並みの凛とした雰囲気のオオカミはとても威厳のある佇まい!絶対に見たい動物です。
レッサーパンダと話せる?!「アジアの森」
アジアの森には大人気のレッサーパンダにコツメカワウソなどが見られます。
アジアの森で絶対に見逃したくないのが「レッサートーク」と名付けられたイベント。飼育員の方がレッサーパンダについて詳しく解説をしてくださり、さらにはレッサーパンダへのエサやり体験が可能!長い木の棒の先にリンゴをくっつけて鼻先へと持っていくと、器用に手を使ってリンゴを食べてくれます。
動物たちが放し飼い!「熱帯の森」
熱帯の森と名付けられた館内では、熱帯で暮らすたくさんの動物たちが自然に近いかたちで放し飼いされています。熱帯仕様の暖かい空気と相まって、森の中に足を踏み入れたような体験ができますよ。
森の中には木の間をゆっくり移動するナマケモノやオウム、足元をのそのそ歩くアカアシガメ、トサカの美しいオウギバトに起きているのか分からないミミズクたちが見られます。
動物たちのショーを楽しもう
王国タウンにあるアニマルスタジアムとアクアステージでは動物たちによるショーを楽しめます。那須どうぶつ王国の動物ショーはとてもクオリティが高く、何度見ても楽しめるハイパフォーマンス!なかでも人気なのがアニマルスタジアムで行われる「ザ・キャッツ」です。
その名の通り猫たちのショーが見られる「ザ・キャッツ」は、綱渡りやジャンプしての輪っかくぐりなど猫の特徴を存分に生かした舞台が楽しめます。慣れ親しんだ動物のはずの猫も、那須どうぶつ王国で出会うと一層賢くかわいく見えるから不思議!
アクアステージではオットセイたちのスペクタクルなショーが楽しめます。こちらも豪快なジャンプや水の中を自由に泳ぐ姿に魅力されてしまいますよ。
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