梅雨が明ければ夏本番！
2023年5月に新型コロナウイルス感染症が「5類感染症」に移行となり、「今年こそは旅行に行きたい」と考えているかたも多いのではないでしょうか。
そこで、宿泊者アンケート制作サービス「クリアン」が、15歳以上の働く男女を対象に「この夏の観光動向に関する意識調査」を実施しました。
行動制限の影響がなくなったこの夏、行き先や宿泊施設の選び方に変化はあったのか、リアルな回答をチェックしてみましょう。
この夏、国内旅行の予定はある？
まず、「この夏、国内旅行の予定はありますか？※」という質問に、約4割の人が「予定あり」と回答（※帰省を除く）。
調査時期の6月時点でこの数字とは、夏に向けて期待をふくらませている人がたくさんいるということが伺えますね。
国内旅行で行きたい都道府県ランキング
気になるみなさんの旅行先については、2位以下を大きく引き離し「北海道」がダントツの1位という結果に。
北海道の観光スポットは、札幌、富良野、函館といった定番の名所が上位を占めるなか、今年3月に開業したばかりの北海道日本ハムファイターズの新本拠地「エスコンフィールドHOKKAIDO」にも注目が集まっています。
次いで2位には「東京」がランクイン。
東京の観光スポットは、昨年開業10周年を迎えた「東京スカイツリー」が45票中16票を獲得し、2位の東京タワー（4票）を大きく引き離しました。
そして、3位以下の各県では、以下のようなスポットの名前が挙がりました。
- 3位：沖縄／海、宮古島、首里城、美ら海水族館など
- 4位：長野／軽井沢、上高地、松本城、白馬など
- 4位：福岡／博多、太宰府天満宮など
宿泊施設を選ぶポイントは「料金」と「おいしい食事」
旅行を満喫するには、ホテル・旅館選びも重要です。
宿泊施設を選ぶ基準は人それぞれですが、42.1％の人が「料金がリーズナブルである」ことを重視していると回答。
次いで「料理がおいしい」ことが重要であるという意見が41.3%を占め、33.1%の人は、宿泊先までの「アクセスのよさ」を決め手とすることがわかりました。
「近隣に観光スポットが多い」も多くの票を集めていることから、車以外の交通手段を利用する人も多いことが見て取れます。
ちなみに「感染症対策が徹底されている」は13.3％と、7人に1人が選んだという結果に。
新型コロナが5類に移行したとはいえ、1割ほどの人は安全に旅行ができるかどうか心配していることがわかりますね。
絶対に行きたい観光地 第1位は「温泉」。全世代から支持を獲得。
そして「この夏、絶対に行きたい観光地やイベントを1つだけ選ぶとすれば？」という問いに、堂々の1位を獲得したのは「温泉」！
世代別集計においても、全世代で人気が高いという結果になりました。
一方、4位の「テーマパーク」と6位の「花火大会」も多くの票を獲得。
今年はコロナ禍を経て4年ぶりに花火大会が開催される機会が多いこともあり、大勢の関心を集めていることがわかりますね。
久しぶりにみんなと「夏」を楽しもう
調査結果より、この夏は多くの人が旅行を予定していることがわかりました。
目的地の候補には人の賑わうスポットも数多く挙げられ、観光業界やイベント業界にも復調の兆しが見えてきています。
こちらの画像は、先ほどの観光地・イベントに行きたい理由について自由に回答いただいた結果をテキストマイニングにかけたもの。
アフターコロナを彷彿とさせるイベントや行動に関するワードも多く、夏を心待ちにしている様子が伝わってきますね。
久しぶりにリフレッシュできそうな今年の夏。みなさんも家族や友人を誘って、旅行を計画してみてはいかがでしょうか。
- source:PR TIMES
- image by:Dasian/Shutterstock.com
- ※データはクリアンによる独自調査です。
- ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。