「桃源郷の土産物屋」をコンセプトに、和洋折衷のお菓子を提案している「小楽園(しょうらくえん)」をご存知ですか?
小楽園は、日本に実在する「山」をミニチュアサイズのユニークなお菓子で表現した和洋菓子店。代々木上原にティーサロンを構える、今話題のショップです。
店内のインテリアや食器にもこだわったショップは、日本の御伽噺の世界のようでもあり、どこか遠い異国のようにも感じます。そんな唯一無二のスイーツを作る小楽園が、山の日(8月11日)にちなんで、夏の新商品を発売したそうです。
連峰の山々を表現した「山々菓子-八ヶ岳-」
小楽園といえば、日本に実在する山々を手のひらサイズにしたジオラマのようなお菓子「山菓子」や、京飴と金平糖の詰め合わせ箱「小楽園ボンボン」などが大人気。
今回はそんな定番商品の「山菓子」に新作が登場しました。
その名も「山々菓子」。第一弾は「八ヶ岳」をモチーフとし、実際の地形データを元に、丸山から編笠山までの山脈を緻密に再現した型でムースタルトを完成させました。
夏の八ヶ岳をイメージして作られた山肌は薄いチョコレートのシェルでできており、山肌を崩すと内側にはきれいな地層がお目見え。
山底には八ヶ岳が位置する山梨県産のルバーブソースとバタータルトを重ね、真ん中には抹茶のスポンジケーキにレモンとチーズの爽やかな風味のムース。
山頂には白桃のジューシーな果肉と木苺のピュレを加えた甘酸っぱいジュレが、爽やかなおいしさを演出します。
定番の「山菓子」は、チョコレートをふんだんに使用した濃厚なフレーバーというイメージがありますが、今回の「山々菓子 -八ヶ岳-」は この暑い季節にこそ食べたくなる”夏”のデザート。
テイクアウトもできるので、残暑見舞いのお手土産にもおすすめです。
富士山の形を模した「富士山氷」
山の日に合わせて、富士山の形を模したかき氷「富士山氷」も登場します。
「富士山氷」は、台湾や韓国で定番とされるミルク味のかき氷を小楽園風にアレンジした商品。
富士山をイメージした淡いブルーの氷は、はちみつとヨーグルトに練乳を加えて作った爽やかな甘みの味付き氷です。
富士山の頂上にかかっているのは、雪をイメージしたギリシャヨーグルト。中には角切りのマンゴーやブルーベリーにバナナ、山底にはフローズンヨーグルトが入った、パフェのように食べ応えのある一品です。
こちらはイートインのみの商品なので、真夏の暑い日に清涼感を求めて食べにいきたいですね。
今夏限定のメニュー「きつね氷」
桃色のきつねのお面を模したモナカが目印の「きつね氷」も今夏限定メニューとして発売中。
こちらも富士山氷同様、ミルク氷を小楽園風にアレンジした、桃とヨーグルトのミルク氷です。
ふわふわの桃味ミルク氷に、角切り桃がごろごろ入ったジュレをたっぷり。練乳に赤すぐり、上部にかけられたとろ〜りなめらかなギリシャヨーグルトを混ぜたら、氷の下に隠れるフローズンヨーグルトと相まってミルキーな風味を楽しむことができます。
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