「旅行」ってわくわくしますよね。それが初めて行く場所ならさらに期待に胸を膨らませてしまいます。
ですが、実際に行ってみたらがっかりした…なんて体験もできるのが旅行のおもしろさ。これを”おもしろい”と捉えるか”がっかり”と捉えるかは懐次第ですが、ネタとして楽しめたらいい思い出になりそうですよね。
そこで今回は、「東京」を観光したことがある外国人にアンケートを実施。「東京でがっかりしたこと」について伺ってみました。
あわせて楽しかった思い出も伺ったので、ぜひチェックしてみてくださいね。
日本の「夏」が暑すぎてしんどい
「日本の夏の暑さがここまでひどいと思わなかった。湿気でジメジメするのも不快。でも、日本人は暑さ対策も万全ですごいね。ハンカチや冷却シート、冷えピタなどで対策していて、見習うべきだと思ったよ」(アメリカ出身/日本在住歴9年)
2023年の7月に東京都八王子市で39.1度を観測するなど、猛烈な暑さに見舞われた今年の夏。コンクリートジャングルの東京はアスファルトからの反射熱も大きく、さらに暑く感じてしまいますよね。
渋谷に行けば「ギャル」に会えると思ってた
現在すでに日本に住んでいるという韓国出身の男性は、はじめて日本に来た時にがっかりしたのだそう。
「私が韓国にいる頃、日本の女子高生は肌を日焼けしてルーズソックスを履いたギャルなんだと思っていた。
eggっていう雑誌に載っていたギャルとかヤマンバ系が渋谷には当たり前のようにいるんだと思ってたけど、実際に行ってみると1人も見つからなかった! それにルーズソックスを履いている女子高生もいなかった…」
ギャルはれっきとした日本の文化ですからね。海外の日本観光情報が一昔前のままだと「ギャルに会える!」と期待してしまうかもしれません。
ですが、令和の時代に入り、2000年代のファッションが「Y2K(Year 2000)」という呼び名で復活!最近はまたルーズソックスや懐かしのギャルファッションに身を包んだギャルをちらほら見かけるようになりました。
意外とオタクが少ない?
「日本といえばアニメ、街を歩けばアニメに囲まれた天国だと思ってた!」と話すのは、韓国出身の女性。
「私が想像していたのは、日本全体が秋葉原のような街で、もっと身近にアニメがあるというイメージ。秋葉原も楽しいけれど、いわゆるオタク文化は隠れた存在なのかもしれない…」と、期待と現実の違いを教えてくれました。
日本=アニメというイメージを持つ外国人も多いですよね。実際、間違ってはいないのですが、アニメやゲームなどのサブカルチャーをフューチャーしている都市というと、そこまで多くないのが現実。
さらに、最近では一見オタクに見えない “隠れオタク” も増えているので、さらにオタク文化が薄いと感じてしまったかもしれませんね。
サブカルを目当てに日本を訪れるなら、秋葉原や池袋、中野など、サブカルチャーに強い都市に行くのが確実です。
実際にサブカルの聖地に遊びに行った人の感想も伺いました。
「原宿の日本スクイーズセンターでケーキ型のスクイーズをゲットして、ダイソーなどの100円ショップで愛犬のおもちゃや雑貨を購入しました。渋谷や秋葉原のまんだらけでは、禰豆子ちゃんのフィギュアやキーホルダーなどをたくさん買って大満足です」(38歳/アメリカ)
「秋葉原でアニメグッズをたくさん買いました。日本の名所として行った渋谷のスクランブル交差点と新宿の歌舞伎町は、日本一の繁華街というだけあってすごかったです」(アメリカ)