旅行へ出かけた友達や家族からもらうとうれしい「お土産」。どんな物をもらってもうれしい!…と言いたいところですが、なかには「好みじゃない」「使い道に困る」など、もらったお土産に困惑してしまった経験を持つ方もいるのではないでしょうか。
しかもそれが異国のお土産なら、さらに身に覚えがある人も増えるはず。
そこで今回は、外国人の方々に「日本の友人にもらって正直困ってしまったお土産」について聞いてみました。
一方で、外国人のみなさんが「ほんとはこれが欲しいんだ!」と熱望するリアルな声もご紹介。もらって困るお土産、うれしいお土産をそれぞれチェックしていきましょう。
日本の「伝統品」は、使い方がわからない
“もらって困る”という声が集中したのが「日本の伝統品」。
「着物です。着方がわからないからどうしよう、って感じ…」(中国出身/女性)
「日本の旗。正直もらってどうするんだと思った」(アメリカ出身/男性)
なかには「日本の同僚にお茶碗をもらいましたが、使い方がわからなくて困ってしまいました。中国ではお茶碗は食器ではなく、花瓶や装飾品として使われます(中国出身/女性)」と、文化の違いを知らずに困らせてしまった事案も。
日本人の友人に「お面」をもらったというアメリカ人の男性からは、「一生つけることないし、部屋に飾っても怖いよ…」と散々な感想をいただきました。
遊べない「おもちゃ」はただの置き物
レトロで可愛い、昔ながらの日本の「おもちゃ」たち。しかし、幼少期に馴染みのないおもちゃをもらってもピンとこないという声が多数挙がりました。
「友人にけん玉やあやとりなどの日本のおもちゃをもらいましたが、使い道がないのでいらないです」(ニュージーランド/男性)
「折り紙。自分で折れないから、可愛いけどただの紙…」(アメリカ出身/女性)
「花札をもらいました。遊び方がわからないけど捨てるに捨てられない…」(韓国出身/女性)
信仰してない「宗教グッズ」に苦笑い
ちょっぴりセンシティブなトピックといえる「宗教グッズ」にも言及が。
日本では、旅行で神社仏閣を巡ることも大変多く、お土産として非常に喜ばれる「お守り」も、各々が信仰する宗教や文化によっては困ってしまうという意見が集まりました。
「お守りをもらったけど、韓国ではそのような文化がないので正直困ります」(韓国出身/男性)
イギリス出身の男性からは、「友達にお守りをもらいましたが、自分はプロテスタントなので必要ないし、処分しようにもできない…」と、困っている状況が大いに想像できる声も。
渡す相手の宗教観を確かめてから購入するのがベストといえそうです。
街中の「ティッシュ」はもっともらえばよかった…!
話は脱線しますが、今回のアンケートで「日本人が街頭でティッシュを配っていたけど、有料だと思ってもらわなかったの…」という中国人女性の意見が気になりました。
「無料だと知っていたら欲しかったし、もらいにいったのに!」と嘆かれていました。
日本では誰もが受け入れている宣伝手法でも、外国の人たちからは、まさか”無料”で商品が配られているとは思われなかったようです。ぜひ次の訪日の機会にたくさんもらえるといいですね。
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