長い猛暑が続いた日本列島も、やっと秋めいた涼しさを感じるようになりましたね。
夏場の”異常気象”が続いた結果、今のような秋らしい気候がどのぐらい続くのかわかりませんが、この時期になると見に行きたくなるのが「紅葉」ですよね。
一般的な紅葉スポットはよく紹介されているので、今回は「ツーリングで楽しみたい紅葉スポット(首都圏版)」を、各県1箇所ずつ紹介していきます。
目次
- 1東京都・西多摩郡奥多摩町
- 2神奈川県・足柄郡箱根町
- 3千葉県・富津市
- 4埼玉県・秩父市
- 5茨城県・筑波市
- 6栃木県・日光市
- 7群馬県・吾妻郡草津町
- 8山梨県・甲府市
東京都・西多摩郡奥多摩町
ツーリングスポット:奥多摩周遊道路
紅葉の見ごろ:10月下旬〜11月中旬
「奥多摩(おくたま)周遊道路」は、東京のツーリングスポットとして、季節を問わず人気のスポット。
この辺りは走り屋が多く、バイクに乗り慣れていない人は怖くて行きづらいという声も聞かれますが、紅葉の時期は落ち葉が地面を覆い、土日祝日は車も増えるので、スピードを出して走る車両が減ります。
そのため、紅葉の時期こそ奥多摩周遊道路を楽しめる季節と言えるのではないでしょうか。
奥多摩周遊道路の最高地点である風張峠(かざはりとうげ)は標高1,146mと、麓からの標高差※が大きいため、場所によって紅葉の見ごろが異なり、比較的長い間紅葉を楽しむことができます(※麓のJR古里駅、標高311mと比較)。
なお、奥多摩周遊道路だけでなく、青梅側から奥多摩町へ向かう国道411号線沿いにも、紅葉の見どころが多く点在していますよ。
神奈川県・足柄郡箱根町
ツーリングスポット:芦ノ湖周辺
紅葉の見ごろ:11月上旬〜11月下旬
「芦ノ湖」周辺は、関東南部有数の温泉地である箱根町にあることから、寒さが増せばますほどにぎわう場所。ましてや紅葉の季節となると、ツアーの観光バスなども多く走ることから、渋滞を避けるのは難しいと予想されます。
ですが、芦ノ湖スカイラインや、箱根スカイラインなどの有料道路は比較的空いていることが多いのも事実です。
箱根の有料道路沿いでは、あまり紅葉に期待することができないのですが、レストハウスや展望台から、芦ノ湖周辺の紅葉を見下ろすことができます。
千葉県・富津市
ツーリングスポット:もみじロード
紅葉の見ごろ:11月下旬〜12月上旬
国道465号線と千葉県道34号線との間を結ぶ千葉県道182号線、通称「もみじロード」は、約10kmにもおよぶもみじの名所で、約1,000本の紅葉が生い茂っています。
房総半島の内陸側の道は比較的空いている道が多く、紅葉の時期であってもストレスフリーに走れる場所です。
沿道には、駐車場やトイレのほか、地場産品の販売所や霊水の水汲み場などが点在しており、のんびりと休憩しながら走ることができるのも魅力のひとつです。
埼玉県・秩父市
ツーリングスポット:長瀞町(秩父郡)から雁坂トンネルまでの国道140号線
紅葉の見ごろ:11月中旬〜11月下旬
埼玉県の秩父市は、国道140号線が結ぶ「長瀞町(ながとろまち)」周辺と、滝沢ダムのある「奥秩父もみじ湖」周辺で見事な紅葉がが見られます。
特に、長瀞町の「月の石もみじ公園」で、毎年開催される「長瀞もみじ祭り」では、期間中園内の紅葉がライトアップされ、幻想的な雰囲気を味わうことができます。2023年の開催期間は、11月1日(水)〜11月30日(木)です。
長瀞町は紅葉の季節に渋滞も多くなりますが、秩父もみじ湖周辺、具体的には「道の駅大滝温泉」から「彩甲斐街道(さいかいのみち )出会いの丘」近辺は、時期を問わず比較的空いていることが多いので、“気持ちよく走りたい”という方には、コチラの道のほうが良いかもしれません。
- 月の石もみじ公園「長瀞もみじ祭り」
- 長瀞町長瀞 1417-1 付近
- 0494-66-3311(一般社団法人長瀞町観光協会 事務局)
- 秩父鉄道上長瀞駅より徒歩約5分、長瀞駅より徒歩約15分
- 入場料:一般/300円、小学生・未就学児は無料
- 2023年11月1日(木)〜11月30日(木)
- 16:00〜21:00
- 長瀞町観光協会公式ウェブサイト
- チケット販売箇所:月の石もみじ公園現地(ライトアップ時間のみ販売)、長瀞町観光案内所、セブンイレブン長瀞岩畳店・中野上店
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