いま、地域で働きたい20代が増えています。その理由には、都会と地方の情報格差が小さくなっている点もあげられるようです。移住で見つける「私らしさ」発見マガジン「地域移住計画」では、20代が集まり地域で暮らすことについて考えるイベントの様子をレポートしています。
「失われた10年」がいつの間にか「失われた20年」になり
人生まるっと失われたことにされた「20代」の若者達が考える
「地域」というキャリア選択。
各種世論調査によると、地方や田舎への「移住」願望は、世代が若くなるほど強くなるという傾向があります。
◆東京在住者の今後の移住に関する意向調査(2014年・政府発表)
「今後移住する予定又は移住を検討したい。」
10代・20代・・・46.7%
◆人口、経済社会等の日本の将来像に関する世論調査(2014年・内閣府発表)
「地方に移住してもよいと思う。」
20代・・・52.3%
30代・・・57.6%
40代・・・51.2%
50代・・・37.5%
60代・・・25.6%
◆農山漁村に関する世論調査(2014年・内閣府発表)
「農山漁村地域に定住してみたいという願望がある。」
20代・・・38.7%
30代・・・32.7%
40代・・・35.0%
50代・・・33.0%
60代・・・33.7%
◆国土形成計画の推進に関する世論調査(2015年・内閣府発表)
「老後の生活を考えた場合、別の地域へ移住をしたい。」
20代・・・35.8%
30代・・・28.8%
40代・・・27.3%
50代・・・25.7%
60代・・・10.0%
いま若者たちの間で、地方や田舎を目指す動きが活発化しています。
その背景にあるのは、どんなものなのか。
今回「NPOふるさと回帰支援センター」にて開催された「真剣20代!しゃべり場~地域というキャリア選択~」に参加し、20代の若者たちの生の声を聞いてきました。
今回のイベントはその名の通り、20代の若者たちが今考える「地域」というキャリア選択について、ざっくばらんに意見交換を行うというもの。
冒頭では、「ええとこやんか三重移住相談センター」相談員の河南さん(20代)から、今回のテーマについての説明がありました。
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