『田舎暮らしの本』を発行する株式会社宝島社が、「2016年版 住みたい 田舎 ベスト ランキング 」を発表しました。
2012年からスタートしたこの調査は、定住促進に積極的な市町村に10ジャンル全106項目のアンケートを実施し、田舎暮らしの魅力を数値化しランキング形式で紹介しています。
「家族での定住のしやすさ」がカギ
今回は過去最多となる574の市町村から回答が集まり、兵庫県朝来(あさご)市と鳥取県岩美(いわみ)町が総合1位を同率で獲得しました。 どちらの市町村も「子育て、住宅、雇用など移住者支援が充実している」など家族で定住がしやすい要素で、総合的に点数が高かったことから選ばれています。
また第3位に佐賀県武雄(たけお)市、大分県豊後高田(ぶんごたかだ)市、大分県宇佐市の九州3県が同率で並ぶなど、九州地域のちからの入りが感じられました。
全国で広がる移住者呼び込みの動きから、若い世代への地方移住の動きが増加する中で、アンケート内容も「移住者歓迎度」 「移住者支援制度の充実度」 「移住者受け入れ実績」 「老後の医療介護体制」 「子育てのしやすさ」 などジャンルを見直しました。
10ジャンル
移住者歓迎度
移住者支援制度の充実度
移住者受け入れ実績
老後の医療介護体制
子育てのしやすさ
都市住民との交流
日常生活
交通の便
自然の豊かさ、伝統的な景観・文化の保全
災害リスク
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