人気ラーメン店がひしめく京都。なかでも、丹波黒鶏、京丹波高原豚、鹿肉、銘酒の酒粕、丹波黒豆、九条ネギなど京都が誇る自慢の食材尽くしの、個性派ご当地ラーメンを厳選してご紹介します。寒さが厳しくなったこの季節、体の芯まで温めてくれるとっておきの一杯を召し上がれ♪
期間限定!体の芯まで温まる、地元食材尽くしの酒粕ラーメン
【京丹波町】無双心ふるさと京丹波店 / 【亀岡市】無双心亀岡本店
旬の京丹波らーめん・亀岡味噌らーめん
亀岡に本店を構え、祇園、京丹波、カナダに支店を展開するラーメン店「無双心」は、地産地消のラーメンがテーマ。京丹波町出身のオーナーが2020年に凱旋オープンした「無双心ふるさと京丹波店」では、毎年12月末から3月末までの期間限定で「旬の京丹波らーめん」(1,400円)がメニューに並びます。
鶏豚骨と野菜をベースにしたベジポタ系スープをベースに地元京丹波町の銘酒・長老酒造の酒粕と亀岡の難波醤油醸造の醤油で味付けしたスープは、こってり濃厚ながらもやさしい味わい。自家製平打ち麺によく絡み、酒粕の美味しさも楽しめます。亀岡産の九条ネギ、京丹波ポークのチャーシュー、鹿肉のレアチャーシューなど、ラーメンに盛られた具材も地元食材尽くしに。
なかでも、きれいなピンク色としっとりジューシーな食感が見事な鹿肉のレアチャーシューは手間暇をかけた自信作。地元猟師が獲る新鮮な鹿肉を丁寧に下ごしらえしたあと、低温調理でじっくり2時間火を通して作ります。なお、酒粕のアルコール分はしっかり飛ばされているので、お子さんも安心して食べられますよ。
ちなみに亀岡本店にも店舗限定ラーメンが。こちらは無双心自慢のベジポタスープに亀岡の老舗・片山味噌の麹味噌と白味噌をあわせた「亀岡味噌らーめん」(980円)です。
■■INFORMATION■■
無双心ふるさと京丹波店
住所:京都府船井郡京丹波町豊田水落79-1
電話:0771-82-0141
時間:11:30~20:30(20:00L.O.)
定休日:不定休
無双心亀岡本店
住所:京都府亀岡市古世町1丁目13-2
電話:0771-25-5520
時間11:30~21:30(21:00L.O.)
定休日:なし
https://musoshinbase.theshop.jp/
健康志向の人も嬉しい!道の駅で人気の本格派ラーメン
【南丹市】レストラン桂川(スプリングスひよし内)
薬膳らーめん・名物 木ノ子拉麺
南丹市の日吉ダム。その直下には、日帰り温泉や温水プール、BBQ施設やキャンプ場などを併設する複合施設、道の駅「スプリングスひよし」が。館内のレストラン桂川では、地元食材を活かした本格派ラーメンが人気を集めています。
「薬膳らーめん」(各1,080円)は、黒豆、豚肉、青葱、金針莱(きんしんさい)、にんにく、十全大補湯(じゅうぜんだいほうとう)昆布など薬膳素材を組み合わせた、健康志向の人も嬉しいラーメンです。豚骨と鰹節からとったダブルスープに、コクと旨みたっぷりの丹波黒豆豆乳をブレンドしたやさしい味わいの「白スープ」がベース。さらに、じっくり程よく焦がしたニンニクの香りとコクが食欲をそそる「黒スープ」、花椒と唐辛子を効かせたピリ辛の「赤スープ」を展開。チャーシュー・九条ネギ・金針菜・玉子・香ばしい炒り黒豆のトッピングが彩りを添えます。
丹波黒豆豆乳、京丹波高原豚の煮豚、日吉町特産の京壬生菜を使った「名物 木ノ子拉麺」は2種類の味わいがスタンバイ。「カレー木ノ子拉麺」(1,180円)は数種の香り高い香辛料をブレンドし、濃厚な白湯スープに合わせたカレー風味のラーメンです。
「黒豆山椒味噌木ノ子拉麺」(1,180円)は、大粒で旨みたっぷりで栄養価も高い「丹波しめじ」をふんだんに使用。山椒がアクセントになった味噌仕立てのスープに生麺がよく絡みます。
■■INFORMATION■■
レストラン桂川
住所:京都府南丹市日吉町中宮ノ向8 スプリングスひよし内
電話:0771-72-1526
時間:11:00~18:00(土日祝は~20:00)※L.O.は1時間前
定休日:水曜(祝日の場合翌日)
https://www.springs-hiyoshi.co.jp/
醤油本来の香りとキレを堪能できる黒醤油ラーメン
【京丹後市】麺倶楽亭
京丹後 黒醤油ラーメン
今年で創業35年。「ラーメンを通じて京丹後の食材の素晴らしさを広めたい」という思いをもち、親子2代にわたって地元食材を積極的に使ったラーメンを手掛けている麺倶楽亭。看板メニューは、「京丹後 黒醤油ラーメン」(858円・税込)です。タレは、京丹後市の老舗醤油蔵の坂長醤油をメインに、数種類の醤油をブレンドし、まろやかで濃厚な風味が特徴の醤油ダレに。スープは、京丹後の地元野菜や国産の鶏がら、国産昆布などを使ってじっくりと煮込み、うま味を丁寧に抽出することにこだわります。麺は、京都で評判の製麺所・麺屋棣鄂のパツンと切れる歯切れのよい中細ストレート麺。のどごしと歯ごたえも楽しんで。トッピングは、秘伝のタレで煮込んだとろけるチャーシューと、与謝野町産の九条ネギでシンプルに。スープの旨みと醤油本来の香りとキレを堪能できる一杯に仕上げられています。
■■INFORMATION■■
麺倶楽亭
住所:京都府京丹後市峰山町新町1606-1 マイン1F
電話:0772-62-6822
時間:10:00〜20:00(19:00LO)
定休日:なし
https://www.instagram.com/menkuratei.ramen/
老舗昆布店がプロデュース!昆布の魅力を最大にいかしたラーメン
【京都市】昆布と麺 喜一
昆布らぁめん
京都が誇る出汁文化を支える老舗昆布店として、幅広い昆布を取り揃える「五辻(いつつじ)の昆布」。ラーメンを通じて昆布の魅力を再発見してほしいとの思いから、昆布店の2F に、2023年5月に完全予約制のラーメン店「昆布と麺 喜一」をオープンしました。
名物は「昆布らぁめん」(1,152円)。透き通った美しいスープは、真昆布、羅臼昆布、利尻昆布をブレンドした出汁をベースにしたもの。なんと醤油や油を一切不使用。これにより、昆布の本来の旨みを最大限引き出し、上品で洗練された味わいに仕上げています。麺は香ばしい風味が特徴の全粒粉麺を使用。トッピングには、手削りしたふわふわのおぼろ昆布、出汁で炊いたタケノコ、しっとり柔らかな鳥チャーシュー、九条ネギ、そして柚子の皮が添えられています。独創的なトッピングとのマリアージュを楽しみつつ、昆布の旨みたっぷりのスープを最後まで味わって。
なお、昆布店で1点以上の商品の購入が必須となる“ワンコンブ制”がラーメンを味わう条件となっています。
■■INFORMATION■■
昆布と麺 喜一
住所:京都府京都市上京区西五辻東町74-2 2階
電話:075-431-0719
時間:11:00/12:00/13:00
※完全予約制
定休日:不定休
https://itutuji.com/kiichi/
ミシュラン掲載店が手掛ける!丹波黒鶏と九条ネギの旨みが染み渡る土鍋麺
【京都市】麺面閣
丹波黒鶏九条葱土鍋煮麺
「麺面閣」は、ミシュラン掲載店として評判の中国料理店「伯楽家常菜(はくらくかじょうさい)」がプロデュースする中華麺の専門店です。「一人でも気軽に伯楽家常菜の味を楽しみたい」という常連さんからの声を受け、感謝の気持ちを込めて2021年にオープン。本店同様に、アットホームな雰囲気作りを大切にしています。
熱々の状態で提供される「丹波黒鶏九条葱土鍋煮麺」(1,380円)は、京都の食材にこだわった土鍋麺です。なめらかできめ細かな肉質、そして上質な脂肪分と深いコクが特徴の「丹波黒鶏」と、京野菜の九条ネギをふんだんに使用。丹波黒鶏のスープは、濃厚な味わいながらも、塩ベースなのであっさり。あとを引くお味です。特注の土鍋で煮込むことで、丹波黒鶏の深いコク、九条ネギの甘みが麺によく絡み、美味しさが増します。心も体も温まる冬におすすめの逸品です。
■■INFORMATION■■
麺面閣
住所:京都府京都市北区衣笠御所ノ内町12
電話:090-6609-8969
時間:11:30~15:00(14:30L.O.)
定休日:木曜
http://www.hakuraku.com/?page_id=816
- source:KYOTO SIDE
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