なぜドイツの集合住宅にはクローゼット収納がないのか?「世界の不思議な習慣」4選

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日本の常識が世界で驚かれるケースがあるように、世界の常識が日本で驚かれるケースがあるはずです。

そこで今回は、諸外国では当たり前だけれど、ちょっと日本では珍しく感じる、暮らしの習慣や独自のルールなどを紹介します。

集合住宅には収納が少ない/ドイツ

日本の賃貸住宅。これでも収納は足りなさそう… image by:Shutterstock.com

日本で賃貸住宅を選ぶ時、あるいは建売の家を買う時、収納がどれだけあるか気にする人も多いのではないでしょうか。ある民間の調査によると、7割の人が収納に関する悩みや困り事を抱えているそうです。

壁面収納、キッチンパントリー、ウォークインクローゼットなどを、今後の暮らしに取り入れてみたいと思う人も多く存在するそう。都市部は特に、部屋の広さが限られているため、収納スペースの充実度は重要になってきますよね。

ドイツのおしゃれなアパート image by:Shutterstock.com

しかし、ドイツの集合住宅や一軒家には、備え付けのクローゼットなどの収納が日本ほど充実していないと知られています。にもかかわらず、部屋の中はいつでもすっきり。一体、どういったからくりなのでしょうか。

こんなところに隠されていたのか!image by:Shutterstock.com

もちろんドア付の棚があるなど、ゼロというわけではないみたいですが、最大の収納スペースは4畳半ほどの地下収納庫

集合住宅でも、一軒家でも地下収納庫が普通に存在し、いろいろな荷物をその空間に収納できるといった特徴がドイツの住宅には一般にあるのだとか。それこそ冷蔵庫を置いて、食品までストックするケースもあるそう。

スッキリしているとより洒落て見える image by:Unsplash

いわば、トランクルームが自宅の地下にあるイメージ。そのため、部屋の中がすっきりしている人が多く、そうした環境で育った子どもがまた大人になって、部屋を奇麗にするといった好ましい習慣が受け継がれているみたいですね。


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