滝を見ながら温泉に…夏の疲れをリフレッシュできる絶景「露天風呂」8選

image by:奥鬼怒温泉 八丁の湯

ここ数年の酷暑において、マイナスイオンの素晴らしさが改めて心に沁み渡る今日このごろです。蒸し暑い夏の盛りに味わうひとときのマイナスイオンは、本当に身体が喜び、甦ることを痛感します。

もちろん、他の季節においても緑豊かな地へ出かけ、マイナスイオンに包まれたときの気持ちよさは格別。マイナスイオンが心身に与えるリフレッシュ効果は、みなさんもこれまで自身の身を持って確信した経験があるのではないでしょうか。

ということで、夏の暑さに疲れたすべの人に、マイナスイオン+温泉の最強の暑気払い、「滝を愛でながら浸かれる滝見温泉」をご紹介したいと思います。

※本ページはプロモーションが含まれています。

奥鬼怒温泉 八丁の湯/栃木県(日帰り入浴可)

image by:奥鬼怒温泉 八丁の湯

関東最後の秘湯といわれる奥鬼怒温泉郷にあって、お湯よし、食事よし、ホスピタリよし、の3拍子がそろう「八丁の湯」は、何度でもリピしたくなる定番の温泉宿。

この「八丁湯」の素晴らしき点は、目の前に流れる滝を眺めるよう露天風呂が置かれているところにもあります。眼下に渓谷を眺める混浴露天には、3つの異なる湯舟がありどこからも滝を眺める空間となっています。

image by:奥鬼怒温泉 八丁の湯

一番大きな湯舟はその名も「滝見の湯」。岩肌を縫って流れ落ちる滝を正面に眺める野手あふれる眺望が魅力。

image by:奥鬼怒温泉 八丁の湯

個人的に気に入っているのが、滝の真横に位置する「石楠花の湯」。「滝見の湯」よりも高い位置にあり、轟々と音を立てて流れる滝の水飛沫を感じながら湯に浸かることができる特別感がたまりません。

混浴ですが、女性はタオルを巻いて入るスタイルで、露天自体がかなり広々とした空間なので抵抗感なく過ごせると思います。


image by:奥鬼怒温泉 八丁の湯

せっかくなので、この大自然を感じる滝見の湯を楽しんでみてください。どうしても抵抗があるという人は、女性用露天風呂からも滝を見ることはできるのでご安心を。

  • 奥鬼怒温泉 八丁の湯
  • 栃木県日光市川俣876
  • 0288-96-0306(ご予約専用ナンバー)
  • 鬼怒川温泉駅
  • 利用可能時間:24時間入浴可能 ※21〜22時は3つの混浴露天風呂が女性のお客様専用のご入浴時間に
  • ホームページ

AMAGISO-天城荘-/静岡県(現在日帰り入浴のみ)

image by:AMAGISO-天城荘-

滝見温泉と聞いて一番に思い浮かぶのは、こちら「AMAGISO-天城荘-」です。伊豆最大級30mの落差を誇る河津七滝の大滝(おおだる)を間近に感じるダイナミックな滝見露天が有名な宿で、映画『テルマエ・ロマエ』のロケ地にもなっています。

image by:AMAGISO-天城荘-

滝の水飛沫を浴びながらの温浴は、暑い季節に最高です。露天エリアは水着着用となっているので、ゆっくりと滝見の湯浴みにひたるというよりも、わいわい楽しむエンターテインメント系。

image by:AMAGISO-天城荘-

夏季は河津川沿いに温水プールも登場するので、プールで遊んだり、滝見温泉を楽しんだりと、ファミリーでのお出かけにもおすすめ。

image by:AMAGISO-天城荘-

伊豆のビーチ帰りに立ち寄るのもいいと思います。ちなみにこの天城荘、これまでもリニューアルを経て「AMAGISO」となっていますが、現在は新たなリニューアル工事の真っ最中で、「リバティーリゾート天城荘」と名前を変えるそうです。そのため、しばらくの間は宿泊ができませんが日帰り入浴は可能です。

  • AMAGISO-天城荘-
  • 静岡県賀茂郡河津町梨本359
  • 河津駅よりバスにて約20分
  • 定休日:水曜 ※水曜も営業する場合あり
  • 営業時間:10:00〜17:00(最終受付16:30)
  • ホームページ

かやぶきの郷 薬師温泉 旅籠(はたご)/群馬県(日帰り入浴可)

image by:PR TIMES

群馬県吾妻にある、かやぶき集落を再現した旅籠「かやぶきの郷 薬師温泉 旅籠(はたご)」。日本各地から由緒ある家屋の数々を移築して造りあげた唯一無二の湯の郷は、昔話に聞いた日本の原風景に出会うことができる場所です。

image by:PR TIMES

客室をはじめ敷地内には歴史のつまった日本文化がちりばめられ見どころ満載ですが、お湯の方ももちろん秀逸!特に目の前に広がる湯川の音を聞きながら、湯舟に映る渓流の景色を楽しむ「滝見乃湯」が素敵すぎます。

image by:PR TIMES

この時期は濃い緑に縁取られ涼やかに流れゆく滝の風景が主役ですが、秋には見事な紅葉との対比、冬には真っ白な雪景色となって癒しのひとときに華を添えます。

ここまで情緒あふれる滝見の湯は他ではなかなかおめにかかれません。約200年前から自噴する温泉は、中性の優しい肌触りの湯なので、草津の上がり湯としてもおすすめです。

  • かやぶきの郷 薬師温泉 旅籠
  • 群馬県吾妻郡東吾妻町本宿3330-20
  • 0279-69-2422
  • 中之条駅より無料送迎バスで約40分
  • 入浴パック料金:大人 1,100円/小学生 550円 ※入浴パックには入郷料金が含まれています
  • 入浴可能時間:【ご宿泊のお客様】15:00~24:00/6:00~10:00【日帰りのお客様】11:00~14:00
  • ホームページ

乳頭温泉郷 妙乃湯/秋田県(日帰り入浴可)

image by:秋田県観光連盟

温泉ファン以外にも広く人気の乳頭温泉郷にも滝見を楽しめる温泉があります。金の湯と銀の湯、泉質の異なるふたつの源泉が楽しめる「乳頭温泉郷 妙乃湯」では、露天からすぐ隣を滝のように流れる先達川を眺めることができるんです。

image by:秋田県観光連盟

正確には天然の滝ではなく、人工的に整備されたものですが、ブナの原生林を背景に、二段、三段と連なって流れ落ちる清流は十分に見応えがあり、川に対してそこだけすっぽり開けた空間の開放感と相まって特別感極まる湯浴みタイムが過ごせます。

image by:秋田県観光連盟

ただ、この開放感抜群の露天は混浴なので、女性にはちょっと難易度高め(タオル巻きはOKです)。渓流の目の前に位置する金の湯は、マグネシウム・カルシム硫酸塩泉のにごり湯なので、入ってしまえばまぁなんとか…ですが、湯舟がそこまで大きいわけではないので、混んでいるときは落ち着かないかも。

宿泊すれば女性専用時間が設けられているので問題ありませんが、日帰り利用の場合は運によりけりかと思います。それでも、滝見の露天風呂の風情という点では乳頭温泉唯一なので、訪ねてみる価値はありと思います。

  • 乳頭温泉郷 妙乃湯
  • 秋田県仙北市田沢湖生保内字駒ヶ岳2-1
  • 0187-46-2740
  • 田沢湖駅
  • 入浴料:大人1,000円/子供500円(小学生以下)
  • 定休日:火曜
  • 日帰り入浴営業時間:10:30〜15:00(14:00受付終了)
  • ホームページ

川原毛大湯滝/秋田

image by:秋田県観光連盟

滝見温泉というより、滝そのものに浸かる温泉が秋田県湯沢にある「川原毛大湯滝」。滝に浸かれる温泉として全国でも有名ですが、実際に湯滝を楽しめるのは毎年7月上旬から9月中旬

image by:秋田県観光連盟

こちらは温泉施設ではなく、自然に湧き出る温泉の滝壺につかるため無料ですが、周辺は観光地なので水着の着用が義務付けられています。

シーズン中は簡易脱衣所が設けられているので、水着とタオルを持ってでかればOK。ただ、大湯滝へ至る山道は大変足元が悪いため、スニーカー等動きやすい靴や服装の準備が必要です。また、天候によって湯温が変化するため、訪れる際は事前に状況をチェックすることをおすすめします。

  • 川原毛大湯滝
  • 秋田県湯沢市高松大檜内山
  • 0183-55-8180(沢市観光・ジオパーク推進課 観光振興班)
  • 湯沢駅より車で約45分
  • 入浴料金:無料
  • 適温時期:7月上旬~9月中旬
  • 秋田県湯沢市公式観光サイト

吹上温泉 峯雲閣 /宮城県(日帰り入浴可)

image by:鳴子温泉郷観光協会

栗駒国定公園内に位置し、大自然の豊かな自然を堪能できる鬼首温泉は間欠泉で知られる温泉地。その鬼首温泉にあり、いたるところから温泉が吹き出していることから「吹上温泉 峯雲閣」の名がついたこちらの宿は、天然の湯滝を浴びながら温泉に入れることで有名な温泉です。

宿の横を流れる渓流に地獄谷の熱湯が流れ込み湯滝となることから、5月下旬から10月下旬ごろまでは滝壺がそのまま湯舟として開放されているのです。

毎年シーズン中は、この「仙人風呂」と呼ばれるこの滝壺風呂目当てに多くの温泉ファンがここを訪れます。雨が降ると湯温が下がったりなど天候にも左右されますが、一度は体験してみたい滝見温泉です。

  • 吹上温泉 峯雲閣
  • 宮城県大崎市鳴子温泉鬼首字吹上16
  • 0229-86-2243
  • 鳴子温泉駅より車で約20分
  • 入浴料金:大人500円/子供300円
  • 入浴可能期間:5月下旬~10月下旬入浴時間:10:00~13:00

箱根小涌園 天悠/神奈川県

image by:箱根小涌園 天悠

絶景インフィニティ露天で有名な「箱根小涌園 天悠」ですが、実はもうひとつインフィニティの他にも素敵な露天があるのをご存じでしょうか?

image by:小林繭

5階にある「車沢の湯」は木々に囲まれた森の湯で、この地で古くから親しまれてきた呉坊の滝を眺めながら湯に浸かることができる滝見の湯でもあります。

マイナスイオンに包まれたこの空間は、小鳥たちのさえずりを聞きながらの湯浴みが過ごせる場所で、天空のインフィニティとはまた違う魅力にあふれます。

基本的にインフィニティを堪能するゲストの方が多く、空いているというのもポイント。森の湯で独泉タイムを楽しむのも天空に負けず劣らずリフレッシュできますよ!

  • 箱根小涌園 天悠
  • 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1297
  • 0460-82-5111
  • 箱根湯本駅よりバスで約20分
  • 営業時間 :4:00~24:00(最終入場23:30)
  • ホームページ

箱根湯本温泉 天成園/神奈川県(日帰り入浴可)

image by:photoAC

最後に、湯に浸かりながらの滝見ではないのですが、敷地内に滝がある温泉をご紹介。「箱根湯本温泉 天成園」は温泉宿泊施設のほか、散策できる庭園を有する温泉宿。

image by:PR TIMES

庭園内にはパワースポットでもある与謝野晶子はじめ文人たちに愛された美しい「玉簾の瀧」と、力強い水飛沫が煙のように立ちこめる「飛烟の瀧」があり、パワースポットとしても知られています。 縁結びの神様が祀られている「玉簾神社」もあるので、温泉ついでにぜひ散策を楽しんでみてください。

image by:PR TIMES

温泉から滝は見えませんが、開放感抜群の全長17mの「天空大露天風呂」をはじめ、趣向を変えた湯舟がいくつも揃った大規模な温泉は、日帰りでの利用にも人気です。

6階と7階にある温泉フロアからは箱根の四季を眺める眺望を楽しめ、ビュッフェスタイルのレストランや休憩所も充実。時間をかけてゆっくり温泉を楽めると人気の施設です。

  • 箱根湯本温泉 天成園
  • 神奈川県足柄下郡箱根町湯本682
  • 0460-83-8511
  • 箱根湯本駅より徒歩約12分
  • 営業時間:10:00~翌朝9:00
  • ホームページ

マイナスイオンには、新陳代謝や自然治癒力の向上、細胞の活性化、自律神経の働きを高めるなど身体のバランスを整える効果があり、それは温泉の持つ基本的な効果とも同じです。どちらも自然界の力であることも共通しています。

暑い夏を乗り切るアイディアは意外にも身近にあるものですね。酷暑にこそ行きたい滝見温泉。ぜひお出かけのトピックに加えてみてはいかがでしょう。

  • image by:奥鬼怒温泉 八丁の湯
  • ※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。
  • ※バリューコマースのアソシエイト・プログラムの参加者です。記事内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がTRiP EDiTORに還元されることがあります。
いま読まれてます
TRiP EDiTOR編集部 :TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。