秋の訪れを知らせる絶景。都心から日帰りで行ける「紅葉スポット」11選

image by:photoAC

今年もそろそろ紅葉シーズンが始まりますね。標高の高いエリアでは、もみじやかえでの木々が少しずつ枝先から赤やオレンジ色に染まってきている様子が伺えます。

見ごろまではちょっとまだ時間がありますが、今回は都心から日帰りで行けるおすすめ「紅葉スポット」をまとめてみました。

富士河口湖/山梨県

例年の見ごろ:11月上旬〜中旬

image by:Shutterstock.com

東京から車で2時間弱、電車でも2時間半ほどでアクセスできる「河口湖」は一年を通して人気の日帰りお出かけスポット。富士山のお膝元なので、紅葉時期には湖と富士山と紅葉の3つがそろった絶景が楽しめちゃうのが魅力です。

毎年10月下旬から開催される「富士河口湖紅葉まつり」では飲食店の出店やクラフト市やライブイベントも行われるので、トピックいっぱいの日帰り旅が期待できます。

image by:Shutterstock.com

メイン会場となる「もみじ回廊」では約500本ものもみじが鮮やかに染まった幻想的な風景が!ライトアップされた夜の風景はロマンティックムードいっぱいなのでデートにおすすめです。紅葉のトンネルの中に富士山を望む「もみじトンネル」にもぜひ足を伸ばしてみてください。

  • 富士河口湖
  • 山梨県南都留郡富士河口湖町河口
  • 0555-28-5177(富士河口湖町観光連盟)
  • 河口湖駅
  • 入場料:無料
  • 「富士河口湖紅葉まつり」開催期間:2024年10月26日(土)〜11月20日(水)
  • もみじ回廊の見ごろ:10月下旬〜11月上旬
  • 「富士河口湖紅葉まつり」開催時間:9:00~19:00(ライトアップは日没~21:30)
  • 富士河口湖町観光連盟ホームページ
  • まつり開催期間中は土日祝のみ大池公園⇔第一駐車場間で無料シャトルバスの運行あり

昇仙峡/山梨県

例年の見ごろ:10月中旬〜11月下旬

image by:Shutterstock.com

“日本一の渓谷美”とうたわれる「昇仙峡」は、甲府の北に位置する「日本遺産」にも認定される名勝です。ここでは、渓谷沿いに4kmにわたる遊歩道が設けられ、次々と現れるダイナミックな断崖絶壁やそそり立つ奇石・奇岩、荒々しく流れ落ちる滝の風景を彩る紅葉を楽しむことができます。

image by:Shutterstock.com

超ジオラマティックな紅葉は自然のパワーに満ちあふれ、大地や自然の強いエネルギーに浄化されるような気分になるかもしれません。紅葉に染まる昇仙峡のシンボル「覚円峰」や、30mもの高さをほこる「仙娥滝」は必見!

こんなにもパワフルでダイナミックでありながら、甲府駅から車でわずか30分足らずというアクセスにも驚き。紅葉タイミングを狙ってぜひ秋の散策に訪れてみて。

  • 昇仙峡
  • 山梨県甲府市高成町
  • 055-287-2555(昇仙峡観光協会)
  • 甲府駅
  • ホームページ

国営昭和記念公園/東京都

例年の見ごろ:11月中旬〜

image by:Shutterstock.com

都内の公園で紅葉スポットにあげたいのが「国営昭和記念公園」です。総面積180ヘクタール、東京ドームにしてなんと約39個分!という広大な公園で、秋には鮮やかな黄色に染まったイチョウ並木の美しいことで有名。


園内には、全長約300mの「かたらいのイチョウ並木」と、200mの「カナールのイチョウ並木」の2カ所のイチョウ並木があり、どちらも黄色く染まったイチョウのトンネルの中を歩くことができるんです。

image by:Shutterstock.com

航空制限のない「かたらいのイチョウ並木」はイチョウ本来の自然樹形が生かされた並木道で、落ち葉で地面が黄色く染まるタイミングには視界すべてがイエローワールド!ピーク時にはライトアップも行われるので、夜の散策もおすすめ。イチョウのトンネルで記念撮影をやってみたい人はぜひ「昭和記念公園」へ。

  • 国営昭和記念公園
  • 東京都立川市緑町3173
  • 42-528-1751(昭和記念公園管理センター)
  • 立川駅
  • 入園料:大人(高校生以上)450円/シルバー(65歳以上)210円/小人(中学生以下)無料
  • 休園日:年末年始(12月31日・1月1日)/1月の第3月曜~金曜
  • 開園時間(みどりの文化ゾーンを除く公園施設):9:30~17:00 ※時期によって異なる
  • 開園時間(みどりの文化ゾーン):8:30~17:00 ※時期によって異なる
  • ホームページ

高尾山/東京都

例年の見ごろ:11月中旬〜12月上旬

image by:Shutterstock.com

都心からのアクセスのよさで人気の「高尾山」が一年の中で最も賑わいを見せるのが紅葉の時期です。高尾山の紅葉の魅力は、入口となる麓のケーブルカー清滝駅から山頂まで紅葉スポットが広範囲にわたり点在すること。時間をかけてたっぷり紅葉狩りを楽しみに出かけたい場所。

高尾山は往復とも初心者でも歩いて登れる山ですが、ピーク時のケーブルカーから眺める紅葉は色彩のグラデーションの海を泳ぐような美しさなので、この光景を目当てとしてケーブルカー利用がおすすめ。ただし、週末には相当の混雑となるので余裕を持ったスケジュールを。

image by:Shutterstock.com

どうしても混雑を避けたいならケーブルカーは利用せず、歩いて紅葉を楽しむのがいいと思います。「薬王院」周辺や、山頂から徒歩10分ほどの「もみじ台」の紅葉も見逃せません。また、10月28日(土)~12月3日(日)の期間で、「高尾山もみじまつり」も開催される予定ですので、こちらもお見逃しなく。

  • 高尾山(高尾ビジターセンター)
  • 東京都八王子市高尾町2176
  • 042‐664‐7872(東京都高尾自然公園管理センター 受付時間:10:00~16:00)
  • 高尾山口駅
  • 運賃:片道 大人490円 小児250円/往復 大人950円 小児470円
  • 休館日:月曜(月曜が祝日の場合は連休明けの平日)/年末年始
  • ケーブルカーの運転時間:始発8:00~終発17:15から18:00の間 ※終発時間は、シーズンによって異なる
  • ホームページ

秋川渓谷/東京都

例年の見ごろ:11月上旬〜12月上旬

image by:photoAC

東京にもこんな大自然があったんだ!を徹底的に楽しむなら、あきる野市にある「秋川渓谷」がNo.1ではないでしょうか。

20kmにわたって続く渓谷沿いには、滝や森林、神社や橋などさまざまなスポットが点在。紅葉の季節はハイキングで散策するのが最高に気持ちよく、エリアが広いのでそこまで大混雑しないのもポイントです。

image by:photoAC

必見スポットは、歩行者専用の橋「石舟橋」から眺める紅葉。渓谷を彩る紅葉は思わず見惚れる美しさです。また、「広徳寺」周辺の紅葉も風情があって素敵。ランチにBBQを楽しんだり、散策途中の休憩に立ちよりたいおしゃれなカフェを目当てにしたり、紅葉プラスαでいろいろと楽しめるのも魅力です。

周辺にはいくつか温泉もあるので、歩いた後に温泉というコースもあり。都内から60分のアクセスとは思えない大自然の中で紅葉狩りを楽しんでみては?

  • 秋川渓谷
  • 東京都あきる野市戸倉1420
  • 042-596-0514(あきる野市観光協会五日市観光案内所)
  • 武蔵五日市
  • 定休日:水曜
  • 営業時間:3月〜11月 8:30〜17:00/12月〜2月 8:30〜16:30
  • ホームページ

Page: 1 2

TRiP EDiTOR編集部 :TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。