【2024年秋】ヒミツにしておきたい京都の行楽スポット6選

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秋風が吹き始め、秋の行楽シーズンが到来しました。今回は、「海の京都」「森の京都」「お茶の京都」「竹の里・乙訓」「京都市」の中から、編集部がヒミツにしておきたくなる、おすすめ行楽スポットをご紹介。秋の空の下、自然を感じながらのんびり1日をすごしませんか。
※記事中の情報はすべて2024年9月時点のものです。

海の京都エリア

【伊根町】 伊根の舟屋群散策&海グルメを味わう

京都市内から京都縦貫自動車道を使い、車で約2時間20分。京都府の北部、丹後半島の北端に位置する伊根町は、伊根湾沿いに立ち並ぶ舟屋群が有名なまちです。伊根の舟屋は1階が舟のガレージ、2階が住居スペースになった独特の造りが特徴です。
舟屋は水面ギリギリに立っているので、海の方から見ると、まるで海上に家が浮かんでいるよう。その素晴らしい景色を楽しむなら、海上タクシーや遊覧船に乗り、湾をめぐるのがおすすめです。
また、伝統的建造物群保存地区に選定されている街並みを歩いたり、レンタサイクルをしたりしてサイクリングを楽しむのも人気。途中、赤米(古代米)で仕込んだ日本酒・伊根満開で有名な「向井酒造」や海を眺めながらスイーツが楽しめる「INE CAFÉ」へ立ち寄るのもいいですね。

画像版権:海の京都 旬のグルメキャンペーン

また、2024年10月31日(木)まで開催されている秋の「海の京都 旬のグルメキャンペーン」では、これから旬を迎えるアオリイカや丹後ぐじ、伊根鰤など、旬の食材を使った対象メニューを注文し、アンケートに答えると先着で800名に200円分、さらに抽選で20名に1万円分の「海の京都コイン」がプレゼントされます。
「海の京都コイン」は加盟店で電子マネーと同じように使用可能。先着800名がもらえる200円分のコインはアンケート回答時に指定されたメールアドレス宛に届くので、すぐに使うことができますよ! 伊根町では「レストラン舟屋」や「お食事処 油屋」が参加店です。

伊根の舟屋群&海の京都 旬のグルメキャンペーンについてはこちらの記事をチェック▼

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もうひとつの京都観光名所「伊根の舟屋」とは?
https://www.kyotoside.jp/entry/20210216
京都府の北部、丹後半島に位置する伊根町は舟屋で有名です。伊根湾に沿って230軒もの舟屋が立ち並び、その美しい町並みは国の「伝統的建造物群保存地区」に選定されています。「伊根の舟屋」とは、どのようなところなのか、ご案内します。伊根の舟屋とは舟屋とは舟のガレージのこと。ですから実は舟屋は全国にあるのですが、「伊根の舟屋」は1階がガレージ、2階が住居スペースになっている独特の造りになっているのが特徴です。海岸ギリギリに立っているので舟にのって海側から見ると、まるで海の上に家が浮かんでいるように見えます...
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秋の味覚を味わう!海の京都 旬のグルメキャンペーン
https://www.kyotoside.jp/entry/umi-kyoto-campaign
まだまだ暑い日が続きますが暦の上ではもう秋。秋といえば食欲の秋!美味しいものでお腹が満たされると、なんとも幸せな気分になりますよね。今回は、豊かな自然に育まれた海産物や農産物が魅力の「海の京都」エリアで大注目の旬を迎える食材と、この秋から開催されるグルメキャンペーンについてご紹介します!※記事中の情報はすべて2024年9月時点のものです。現地で味わいたい!これから旬をむかえる海&山の食材まずは食を通して海の京都の魅力を感じられる、旬の食材をご紹介!アマダイ(ぐじ) 画像提供:京都府漁業協同組合淡...

森の京都エリア

【南丹市】るり渓で森林浴ハイキングと豪華BBQ付きグランピングを楽しむ

るり渓」は京都府の真ん中、南丹市園部町にある標高約340〜530メートルの山地にある渓谷です。国の名勝にも指定されている府立自然公園で、約4キロの散策コースを歩きながら春は桜、夏は新緑、秋は紅葉が楽しめます。
途中、「るり渓十二勝」と呼ばれる滝や岩、湖などの絶景が出迎えてくれ、写真はそのうちのひとつ「浣紗瀬(かんさせ)」。平らで大きな岩の上を川の水が流れていき、小さな滝を作り出す様子は、思わず時を忘れれてしまうほどの美しさです。
スタートから約1時間半で最終地点の通天湖へ到着するので、ハイキング初心者でも安心です。

画像提供:GRAX PREMIUM CAMP RESORT 京都 るり渓

たっぷりマイナスイオンを浴びたら、その先にあるグランピング施設「GRAX PREMIUM CAMP RESORT 京都 るり渓」へ。施設内には9つのキャンプサイト「GRAX」と、シニアや乳児も安心の1棟貸切「GRAX HANARE」があります。醍醐味は、なんといっても豪華BBQディナー。オプションでオリジナルピザや鳥丸焼き(ビア缶チキン)、スモークなどとっておきのアウトドアグルメが楽しめますよ。

るり渓ハイキングと秋冬キャンプ情報はこちらから▼

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新緑のるり渓で森林浴♡マイナスイオンたっぷりハイキング
https://www.kyotoside.jp/entry/20170526
日々お疲れ気味のそこのあなた!たまには身体を動かしてみませんか?^^運動が苦手だというあなたにオススメしたいのが、ハイキングという名の森林ウォーク。京都府南丹市のるり渓では、約4キロに渡る散策コースを歩きながら渓谷の美しい自然を満喫できます。初夏ならではの爽やかで気持ち良い気候、あふれるマイナスイオンにお疲れ気味のカラダもココロもきっとスッキリ♪これはまさに、森林セラピーなのです!(*^^*) るり渓ってどんなとこ??るり渓は、“森の京都”と言われる京都府中部、南丹市園部町の南西部にある、標高340〜530メー...

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秋冬に楽しめる京都のキャンプ場〜子連れや初心者でも安心〜
https://www.kyotoside.jp/entry/20201014
暑かった夏もようやく終わり、過ごしやすい秋の到来です。自然豊かな空間でのんびりしたいと思う人も多いのではないでしょうか。今回は、小さな子ども連れや初心者でも安心してアウトドアを満喫できる京都のおすすめキャンプ場をご紹介。この機会にデイキャンプから始めてみませんか?※記事中の情報はすべて2023年10月時点のものです。キャンプサイトから天橋立&宮津湾を一望!【宮津市】京都府立丹後海と星の見える丘公園 画像提供:京都府立丹後海と星の見える丘公園「海の京都」宮津市の京都府立丹後海と星の見える丘公園は、通称...

【亀岡市】京都市内から一足のばしてプチトリップへ

画像提供:嵯峨野観光鉄道

JR京都駅から快速電車に乗って3駅。JR嵯峨嵐山駅でトロッコ列車に乗り換え、亀岡市まで7.3キロメートルのプチ旅に行くのはいかがでしょう。
嵯峨野トロッコ列車は、保津川の渓谷沿いをちょっと早い自転車くらいのスピードで走る観光列車。車掌さんの軽妙なアナウンスと共に保津川の絶景を楽しむことができます。
終着のトロッコ亀岡駅に到着したら、帰りは保津川下りを楽しむのも良いですし、10分ほど歩いてJR馬堀駅から電車に乗りJR亀岡駅へ。駅でレンタサイクルをして、古い街道や田園風景の間を走りながら「パワスポ七福神巡り」をするのも楽しいですよ。

画像提供:(一社)亀岡市観光協会

秋ならJR亀岡駅の南口からバスに乗り、「夢コスモス園」へ行くのもいかがでしょう。東京ドームに迫る広さの敷地内に20品種約800万本のコスモスが一面に広がる様子は圧巻! 園内には丹波や亀岡の特産品や野菜を販売する「丹波味わい市」や、その場で楽しめるグルメも充実しているので、ランチやスイーツも楽しめます。

嵯峨野トロッコ列車、七福神巡り、夢コスモス園について詳しくはこちらの記事をチェック▼

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五感で楽しむ旅へ! エンタメ感満載の嵯峨野トロッコ列車大解剖
https://www.kyotoside.jp/entry/sagano-trolley-train
画像提供:嵯峨野観光鉄道京都市右京区嵯峨野と亀岡市を繋ぐ嵯峨野トロッコ列車は、保津川の絶景や四季折々の風景をのんびり楽しむことができる観光列車です。素晴らしいのは景色だけでなく、運転士さんやスタッフの方々のおもてなしの数々。そして始発駅のトロッコ嵯峨野駅も見どころたっぶりです。今回は、エンターテイメントな魅力たっぷりの嵯峨野トロッコ列車を大解剖していきます。嵯峨野トロッコ列車とは 画像提供:嵯峨野観光鉄道嵯峨野トロッコ列車は、トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅までの全長7.3kmを結ぶ観光列車。保...

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【亀岡体験】「丹波の七福神めぐり」で今年の福をいただいてきました!
https://www.kyotoside.jp/entry/20210109
お正月に七福神めぐりをすると御利益が大きいといわれているのはご存じですか? 亀岡市の北東、牛松山山麓にある古山陰道沿いに歩く「丹波七福神めぐり」は、日本一早まわりの七福神といわれウォーキングコースとしても人気です。趣ある古山陰道の町並みや田園風景なども眺めながら、今年の福をいただきにめぐりませんか。 JR亀岡駅からスタート観光案内所でいただいたマップスタートはJR亀岡駅。ここから第七番札所までは距離にして約5㎞。歩いて片道1時間30分だそうですが、駅の観光案内所で相談したところ、かなりの坂道を上がると...

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【2024】秋を見つけに京都のコスモス畑へ!見頃順おすすめスポット9選
https://www.kyotoside.jp/entry/20210917/#【亀岡市】京都丹波/亀岡「夢コスモス園」
画像提供:綾部市観光協会花びらの形が桜に似ていることから「秋桜」ともいわれるコスモス。風に揺れる可憐な姿に秋の訪れを実感する方も多いのではないでしょうか。今回はこれから見頃を迎える京都府のコスモス畑をご紹介します。秋空の下、コスモスを愛でながらのんびりとお散歩を楽しんでくださいね。※見頃は、例年の見頃の時期を掲載しています。最新情報は各自お問い合わせください。童謡を口ずさみたくなる♪コスモス×かやぶきの里【南丹市】美山かやぶきの里見頃:9月中旬〜10月中旬豊かな自然と昔ながらのかやぶき民家が残る「...

お茶の京都エリア

【木津川市】当尾の里へ古の石仏と古寺を訪ねる

京都府の南部、奈良県との県境近くにある木津川市の「当尾(とうの)の里」。南都仏教の影響を色濃く受けたこの里は、修行に打ち込む南都(奈良)の僧侶たちが暮らしたといわれています。そんな当尾の里には岩壁に彫られた磨崖仏や石仏が点在し、特に岩船寺から浄瑠璃寺までの約3キロの道は「石仏の道」としてハイキングコースになっています。

自然豊かな山道を歩いたり、お寺で寺宝を拝観したり、摩崖仏、石仏を見ながら浄瑠璃寺へ(写真)。こちらは九体阿弥陀如来像(国宝)や、年3回だけ公開される美しい吉祥天女像も必見。「一度は観たい」といわしめる女神様なので、ぜひ公開日を確認して拝観してくださいね。

「当尾の里」石仏ハイキングについて詳しくはこちらの記事をどうぞ▼

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【京都・木津川市】岩船寺から浄瑠璃寺までの仏像ハイキング
https://www.kyotoside.jp/entry/20171122
京都府南部の木津川市。その中でもさらに南。奈良との県境付近にある当尾(とうの)の里には沢山の磨崖仏や石仏、古刹があると聞いていたので、ぜひ一度歩いてみたかったのです。今頃はきっと紅葉の美しい季節のはず。「石仏と紅葉」という組み合わせもステキだろうなぁ、というわけで台風一過のある秋晴の日、歩いてきました。電車とバスに揺られて1時間ちょっと京都市内から訪れるのには時間がかかるのかなと思っていたのですが、JR京都駅から快速電車を乗り継いで約1時間。加茂駅からコミュニティバスに乗り代えて集落や山の中を...

竹の里・乙訓エリア

【大山崎町】天王山トレッキングとレトロ洋館で芸術の秋を満喫

「天下分け目の天王山」の文言で有名な大山崎町の天王山。秀吉VS光秀の「山崎の合戦」の主戦場となった、この山へトレッキングにでかけるのはいかがでしょう。
天王山の標高は270メートル。宝積寺から登るコースは約4.8キロなので、ゆっくり歩いても所要時間は約1時間。小学生でも軽々と歩けるレベルの歩きやすい山道で、ハイキングデートをするのもおすすめです。
写真は8合目にある「旗立松展望台(はたたてまつてんぼうだい)」からの眺め。このような素晴らしい景色を眺めながら、ベンチでコーヒー&おやつタイムをするのはいかがでしょう。また、山頂の広場でのんびりとピクニックを楽しむのにも良い場所です。


帰りは、レトロクラッシックな「アサヒグループ大山崎山荘美術館」へ。大正から昭和にかけて建てられた実業家・加賀正太郎氏の元別荘と安藤忠雄氏設計による新棟と共に「アサヒグループ大山崎山荘美術館」として公開。企画展も開催されています。
元別荘の洋館2階には喫茶室があり、天気が良ければテラスから木津・宇治・桂の三川と対岸の男山、さらに奈良の山々まで雄大な景色を眺めることができます。

天王山ハイキング&アサヒグループ大山崎山荘美術館の詳細はこちらから▼

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秀吉や利休も愛でた天王山の絶景 ~435年前の6月13日は天王山の合戦~
https://www.kyotoside.jp/entry/20170613
「天下分け目の“天王山”」「夏は受験の“天王山”!」 天王山といえば、こんなキャッチコピーを思い出します。みなさんもよく目にしますよね^^秀吉VS光秀の「山崎の合戦」。主戦場となった大山崎町は、淀川と天王山にはさまれた隘路(あいろ)で、交通の要衝でした。合戦に勝利した秀吉は天王山山頂に山崎城を築造し、大山崎を城下町として保護。1年あまり居城としていたそうです。また秀吉は、茶頭となった千利休に天王山麓の利休屋敷に茶室「待庵」をつくらせ、利休らとともに大山崎で茶会を開いています。そんな歴史ゆかしい天王山...

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アサヒグループ大山崎山荘美術館を徹底解説!天王山の南麓にある美しい洋館
https://www.kyotoside.jp/entry/20180521
京都府乙訓郡大山崎町、天王山の南麓にある美しい洋館「大山崎山荘」は、大正から昭和にかけて建てられた実業家・加賀正太郎氏の元別荘です。現在は安藤忠雄氏設計による新棟と共に「アサヒグループ大山崎山荘美術館」として公開されています。コレクションも素晴らしく、クロード・モネの『睡蓮』連作をはじめ、河井寬次郎や濱田庄司などといった民藝作品を有することでも有名です。今回は、この「アサヒグループ大山崎山荘美術館」の魅力をたっぷりご紹介します。 築約100年の洋館「大山崎山荘」とは「アサヒグループ大山崎美術館」...

京都市エリア

【高雄】古来より京都の紅葉名所「三尾」で錦繍を愛でる

画像提供:石田顕

京都屈指の紅葉名所、右京区の高雄エリア。この界隈にそびえる3つの山― 高雄(尾)山、槙尾(まきのお)山、栂尾(とがのお)山は、それぞれに「尾」が付くことから、古くより「三尾(さんび)」と呼ばれ、親しまれています。
また、高雄山には密教美術の宝庫として知られている「神護寺(じんごじ)」が、槙尾山には将軍徳川綱吉の生母・桂昌院の寄進で再建された本堂がある「西明寺(さいみょうじ)」、栂尾山には世界遺産に登録され、国宝『鳥獣人物戯画』を所有する寺としても名高い「高山寺」があり、見どころもたくさんあります。

画像提供:石田顕

それぞれのお寺へは、清滝川沿いに広がる壮大な紅葉を眺めながら、のんびり歩いてめぐることも可能。
各お寺付近には料理旅館や茶店、カフェなどもあり、中には秋になると川床が出され、紅葉を見ながら食事を楽しむことができます。

KYOTOSIDE_秋の行楽記事

【+α情報】行楽ハイキングのお供に

きょうと探検ウォーキング「ある古っ都」紹介

画像:HPより

スマートフォンの無料アプリ「aruku&」をダウンロードすることで参加ができる京都府のウォーキング事業「ある古っ都」をご存知ですか?
スマホを持って歩くと歩数がカウントされ、毎月の目標歩数達成か、ミッション達成などで集めた抽選カードで応募すると、カタログギフトや電子マネーなどが当たるというもの!期間は11月30日まで。ぜひ、ダウンロードして参加してくださいね。
【実施期間】9月1日(日)~11月30日(土)
詳細はこちらへ
https://www.pref.kyoto.jp/kentai/news/2024arukotto_kaisai.html

  • source:KYOTO SIDE
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