無料でできたてグルメが食べられる！？秋に訪れたい「食の工場見学」ランキング

製造の現場を間近で見学し、作り手のこだわりに触れ、できたての味を堪能する。そんな贅沢な体験ができる「食の工場見学」が、今、旅行先として熱い注目を集めています。

旅行情報サイト『じゃらんニュース』が実施したアンケート調査をもとに、全国から選ばれた「食に関連する工場見学スポット」のランキングが発表されました。

中華まんやシウマイ、ラーメン、スイーツまで、子どもから大人まで心躍る体験型施設が勢ぞろい。五感で楽しむ、新しいスタイルの旅へご案内しましょう。

• 関連記事
• >>>五感で楽しむ芸術の旅へ。この秋訪れたい日本の「文化体験スポット」TOP30

第10位（同率）こんにゃくパーク／群馬県

ヘルシー食材として知られるこんにゃくの魅力を、存分に体感できるテーマパーク「こんにゃくパーク」。板こんにゃく、しらたき、ゼリーの製造ラインを自由に見学でき、映像やパネル展示を通じてこんにゃくの歴史や製法を深く学べます。

最大の魅力は、入場・見学・試食がすべて無料という驚きの太っ腹ぶり。約15種類ものこんにゃく料理を試食できるコーナーは、訪れる人々を飽きさせません。

体験コーナーでは実際にこんにゃく作りにチャレンジでき、家族連れにも大変好評です。群馬観光の際には、ぜひ立ち寄りたいスポットといえるでしょう。

第10位（同率）白い恋人パーク／北海道

北海道を代表する銘菓「白い恋人」の製造現場を体験できるのが、札幌にある「白い恋人パーク」です。館内の「チョコトピアファクトリー」では、白い恋人やバウムクーヘンが作られていく様子をガラス越しに観察できます。

特に注目したいのは、プロジェクションマッピングを駆使した映像展示。チョコレートの奥深い歴史を、視覚的に楽しみながら学べる工夫が凝らされています。

見学のあとは、ここでしか味わえない限定スイーツを提供するカフェで一息つくのもおすすめ。そのほかオリジナル缶作りなど、思い出に残る体験メニューも充実しています。

第8位（同率）おたべ本館／京都府

京都土産の定番「つぶあん入り生八つ橋 おたべ」の製造工程を、気軽に見学できる施設「おたべ本館」です。成形から箱詰めまでの一連の流れを、見学通路から大きな窓越しに観察できます。

予約不要・無料で、所要時間はわずか5〜10分程度。京都観光の合間に気軽に立ち寄れる手軽さが魅力です。

見学後は、併設の販売コーナーでお土産選びも楽しめます。ただし、工場の稼働日や稼働時間は製造量によって変動するため、訪問前の確認をおすすめします。

第8位（同率）ロイズカカオ＆チョコレートタウン／北海道

チョコレートの世界を五感で体験できる、まさにチョコレートのテーマパーク「ロイズカカオ＆チョコレートタウン」。カカオの栽培から製品化までの全工程を、ガラス越しの工場見学とプロジェクションマッピングなどの展示を通じて学べます。

リアルに再現されたカカオ農園では、まるで熱帯地方を訪れたかのような疑似体験が可能。ゲーム形式で人気商品の製造過程を体験できるプレイエリアは、子どもたちに大人気です。

別料金で板チョコ作り体験にも参加でき、学びと遊びが見事に融合した施設となっています。

第7位 一蘭の森 糸島／福岡県

ラーメンファン必見の、一蘭のこだわりが凝縮された体験型施設「一蘭の森 糸島」です。オリジナルの“天然とんこつラーメン”ができるまでの製造過程を、ガラス越しに観察しながら学べます。

独自ブレンドの小麦粉を使った製麺工程は見応え十分。一蘭の歴史を紹介する博物館では、名物の「味集中カウンター」も展示され、一蘭ファンにはたまらない空間となっています。

見学後は、昭和レトロな雰囲気漂う店舗で、できたてのラーメンを堪能できる贅沢さ。入場無料で、公式アプリ会員なら子どもラーメンも無料になるサービスも嬉しいポイントです。

第6位 めんたいパークとこなめ／愛知県

明太子メーカー「かねふく」が運営する、明太子のテーマパーク「めんたいパークとこなめ」。予約不要・入場無料で、職人の手仕事や製造ラインのダイナミックな様子を間近で体感できます。

併設の「つぶつぶランド」では、明太子の歴史や豆知識を楽しく学べる展示が充実。できたての明太子を試食できるコーナーや、明太子を使った多彩なグルメが味わえるフードコーナーも見逃せません。

11月中旬にはリニューアルオープンを控え、さらなる魅力アップが期待されています。

映えある第1位は「埼玉県」にあるあの工場