2026年、カレンダーの巡り合わせが生んだ奇跡ともいえる11年ぶりの「シルバーウィーク」がやってきます。せっかくの大型連休なのに、どこへ行っても人混みに揉まれ、疲れだけを持ち帰る…そんな経験を繰り返してきた方も少なくないのではないでしょうか。
定番の観光地が混雑する秋の連休だからこそ、あえてまだ広く知られていない穴場に目を向けてみませんか?
旅行アプリ『NEWT(ニュート)』を運営する株式会社令和トラベルが発表した「シルバーウィーク穴場自治体ランキングTOP30」には、喧噪から離れた静かな旅時間と、その土地ならではの深い体験が詰まった自治体がずらりと並んでいます。
今回は、そのランキングから上位10位を順にご紹介。人混みではなく、自分だけの特別な秋を見つける旅のヒントをお届けします。
第10位 隠岐の島町/島根県
日本海に浮かぶ隠岐諸島は、ユネスコ世界ジオパークに認定された自然の宝庫です。本土からフェリーで渡るという物理的な隔たりが、日常との境界線をはっきりと引いてくれます。潮風に吹かれながらデッキに立ち、水平線だけが広がる景色を眺めているうちに、肩の力がふっと抜けていくような感覚に。
島に降り立てば、都会の喧噪とは無縁の静かな時間が流れています。近年「瀬戸内・山陰の島旅」として穴場に挙げられる機会が増えており、大自然に包まれた静寂の中で過ごす秋の連休は、格別なものになるでしょう。
第9位 豊島区/東京都
意外にも東京・池袋エリアの豊島区がランクイン。「国際アート・カルチャー都市構想」を掲げる豊島区は、まち全体が舞台であり、訪れる人すべてが主役になれる劇場都市を目指しています。
池袋の新たなシンボル「Hareza池袋」には、約1,250席の劇場を含む8つの劇場空間が公園を囲むように集積しており、演劇・音楽・アートを一日中楽しめる空間が広がっています。遠出を控えたい人や、近場で気軽に連休を過ごしたいというニーズにぴったりの選択肢です。カルチャーの熱気と日常の隙間に生まれる非日常感を、ぜひ味わってみてください。
第8位 恩納村/沖縄県
沖縄本島随一のリゾートエリアである恩納村。沖縄を代表する景勝地・万座毛を有し、海岸全域が沖縄海岸国定公園に指定されています。エメラルドグリーンの海を前にチェアに身を沈めるだけで、日ごろの疲れが波音とともに遠ざかっていくのを感じるでしょう。
2018年には「サンゴの村宣言」を行い、地域一体となって美しい海を守り育てている点も、この土地を訪れる意味を深くしてくれます。人気リゾート地だからこそ、お気に入りのホテルやマリンアクティビティは早めの確保が快適な滞在のカギです。
第7位 朝来市/兵庫県
「天空の城」として全国にその名を轟かせる竹田城跡を擁する朝来市。例年9月~11月にかけての晴れた早朝に雲海が発生しやすく、シルバーウィークの時期はまさにそのベストシーズンと重なります。
朝もやの中、石垣の輪郭だけが雲の上に浮かび上がる光景は、400年以上の時を超えた幻想そのもの。2026年はNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」に竹田城が登場したことで注目度がさらに高まっており、歴史ロマンと絶景の両方を味わえる今年ならではの旅先です。早朝の冷え込みに備えた防寒対策を忘れずに。
第6位 那覇市/沖縄県
検索トレンドで北海道と並び急上昇していたのが沖縄。中でも那覇市は、2026年11月に一般公開を控える首里城正殿の復元を目前に、全国的な注目度が高まっています。シルバーウィークは、その完成間近の姿を見届けられる貴重なタイミングです。
琉球王国の王都として栄えた歴史が街のそこかしこに息づき、路地裏を歩けば三線の音色が風に乗って聞こえてくることもあるでしょう。伝統と海の美しさが調和するこのまちで、心と体をゆっくりとリフレッシュする連休は、きっと格別なものになるはずです。
Page: 1 2